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モニター越しの君にカーソルで手を振る目が染みるブルーライト
3
カルピスをぐいと飲む君汗まみれ 夏の一瞬心のシャッター音
6
挟まった投げ込みチラシ取り除きやっと正しき感触になる
7
また一軒唐揚げ屋さんが閉じていたフルーツサンド屋さんは大丈夫?
6
しょうがなく どうしようもなく しかたなく 古びた網戸に 盲目の蚊が死ぬ
3
走り書きしたメモのあと追跡しどっちつかずの行き場のない日に
4
「生きてんのすげえ!!!!!!!!!!」 と言ってくれたから 晩ご飯には 冷やし中華を。
7
あなたの事を好きになる人がいて僕は百年孤独に喘ぐ
8
死の駅で終電を待つ ゴキブリとガキのイチャつく構内にて
5
川底の 有象無象の 石ころに 刻まれた過去 丸くなりけり
10
考えも今日のレジュメもしけってる 君の隣が私ならいい
4
三人の残余の人生刻みおり。古時計ほど堅牢にして
5
メガソーラーひとつも見えない田園の得難き美観守られあれかし
3
虫刺されか ねこのつめあとか ワカラナイ マキロン塗ってて
大事
(
だいじ
)
無いかね
5
訳なんて知らなくていい いつかこの片道切符を正解にする
12
振り返り 母の歩みを待つ東京 大人になった 大人になったか
4
夕飯を食べる算段つけたなら赤の花丸 うどんをすする
3
ハンデから現出するは宇宙愛無益あるいは非生命体
5
教室の酸素濃度を上げてくれ 僕はまだ海にかえりたくない
4
レモン色ほどけるバームクーヘンの穏やかな朝昼夕暮れ夜
2
一度きり 踏み出したけど 傷付いて 心がしんで また閉じこもる
2
思い切り泣けばきっと軽くなる 言うてやりたし あの雨雲に
14
嗚呼かゆし陽に晒されば必ずや 日光湿疹この夏もまた
6
嗚呼小事またも瞋恚が襲いくる 怒れば苦しみ増すばかりも
6
子供の頃のアルバムにしがみつくのはもうよせ老友 汝これからまだまだ生くるぞ
5
こんなものばっかり見てるとバカになる昔テレビで今はなんだろ?
5
身の丈を越ゆる高さに咲くアザミ見上げる先にゆっくり落暉
14
見て! 太長いピンクのクモが 砂丘みたいな巣を作ってるよ! あ、ごめん。見間違えだったわ。
1
水浴びて 生き生きとする 草木たち 自然の摂理 再認識す
14
記念日をいつも忘れたあなたでも いざ亡くなれば寂しいものね
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