指先を天に向けてはもっとだと何を欲しがる冬枯れの枝
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ばちばちとタイヤ鳴らして雪の無い舗装路をゆく黒軽ワゴン
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雪止んで暮れかかる空山の彩旅客機の音白鳥の声
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すれ違いざまつばを吐き通り過ぎてくウオーカー夕日が綺麗
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こんな日は誰にも会わぬ散歩道歌うが一番泣くが一番
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この心 踊らせるのに 才能は 必要ないと されております
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吾輩は猫でありつつテレパスで ご主人様のココロを読むにゃん
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独り身で働き趣味を謳歌する 長男の生き方もありっちゃありか
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スマホ鳴り「今から向かう」長男の声に仕事の疲れ瞬時に消える
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窓付きのリビングのドアから覗くねこ つぶらな瞳がオヤツを問ふて
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若草といふ名も春らし うつくしき 茶道の名のあるお茶菓子なるや
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チラシにて ふと目を止めた 未知の菓子  たまたまネットニュースに上がり
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ぐるぐると寝てても頭仕事中夢にも残業代をつけてよ
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体重計片足上げて乗ってみる減るわけないか減るわけないね
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明日の夜には怪獣になるからあなたの温度と今日でさよなら
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知ってるのわたしと主人だけなのよ前の主人のほんとの死因
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こんな時間aikoの曲を聴いていた あなたのことは思い出さない
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雪明かり道の見えなく閉じ籠る 能登の闇つづく助け待ちつつ
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とりが鳴く 東國あづまのくにに朝日なす 目細まぐはさまひむかしの空
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冬銀河灯りの絶えて東急百貨店流れ星また一つ
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巣立つ子のあとを見つめる母さびし 泪をかくし縫い物をする
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能登の地の優しき土に問うてみる神と仏が隠れし場所を
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優しさを刃に変えたあの時の僕のことばを消して粉雪
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○○線鹿と接触ラジオから身近な自然に少し驚く
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入試日に雪に注意も交通の乱れに注意も例年通り
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朝スープ昼スープスパ夜スープ べつにそんな日があってもいいよね
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やすらぎのカフェインレスのカフェオレを ミルクで淹れて ほぼ真っ白け
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試験日は、寒〜寒〜冬真っ只中、乗り越えて、満開桜🌸の春待とう
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霜しろく 平野に降りて 朝日差し 冬空に踊る 寒雀かんすずめふたつ
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友人の母が入院したと聞き親の介護を思う冬枯れ
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