ラーメンはひとりで食べて帰ります 愛に継ぎ目があるなら今日だ
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今日もまた閉じ込められてふる里の 在来線に人影はなし
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なにうたうからっぽのまま何詠う生きてるあかしが欲しいんだよ
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進化する野生の雑草抜くことが 朝のスポーツ草いきれ嗅ぐ
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今はもうどこにもいない君なので どこにでも君の姿を見るのだ
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昼間とは違う顔して笑う君 線香花火の匂いの向こう
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東京でいちばんえらい人になる予定の人の名前が並ぶ
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化粧塩美しく身を整えし豊かなる死でもてなす鮎は
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「私」というまとまりはほらかき氷のように崩れやすいけど、在る
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(語彙力)か文学的のどちらかに振り分けられるベルトコンベア
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永遠に 生きることより 面白い ことはなかろう 気長に暮らせ
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ぶち当たれ 何か鉱脈 掘り当てて ハピーエンドで 終わろじゃないか
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映画撮る そんな覚悟で 声かける 才能ありや なくて当然
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この道が 終わるとこまで 走るなら 戻っておいで ご飯の前に
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鼻の孔 小さき事に ふと気づく 吸って吸っては 一度に吐けば
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要らぬこと よからぬことを せぬうちに 死んでしまえば これはさいわい
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窓を開け 息をしようよ もう一度 アレルギーなど 気にするなかれ
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小娘に 惚れてしまえば 人生も 元の木阿弥 堕落の天使
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優秀な 知性と学位 比べれば プライドばかり 高くなりけり
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何故に僕を誘うか艶めいて、そう、白肌の君は白米
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栄光を 求め群がる 人々は 飴に群がる 小蟻の如く
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特異げに得意なことを言いましょう 口先魔術 言うなれば嘘
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「外道が」と 投げ捨てられる彼の者ら フグは実際釣れても困る
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タンポポの茎から離れ蕾あり 化けて出るなと暗に合掌
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流れ星 昔は不吉な天狗星 せめて吉にと三回願う
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頂戴よねぇ頂戴よ頂戴よ 私に頂戴君の恋慕を
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水仙や 蕾一つが 床に落つ 準備不足で 遺書は書けない
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撥水の頬はさながら雨合羽 滑稽なほど弾かれる粒
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紙袋お付けしますか ホトボリがまだ熱いので、有料ですが
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諦めに気づいてくれとは言わないし一昨日買った桃もあげるし
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