十二匹、唯一存在しない子は、鬼か仏か知る由もなし
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幸せが歩いてこないなら私、あなたの分も捕まえてくるわ
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幸せと鬼ごっこする毎日で。追いつき離れて、また追いついて
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大切に、あなたと共に、幸せを。でもごめんなさい 余裕が無いの
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前触れもなんにもなしにショートヘア あなたの理想とかけ離れても
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台どこに立つ母の姿祖母になるあんなに仲が悪かったのに
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久しぶり 思い出よりも鮮やかに  なんかかっこよ! 詰め襟男子
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好きなこと 話し始めた その時に 見た事の無い 素敵な笑顔
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星砂が 減りゆく海の 青さには 悲鳴に近い 色が混じれる
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水槽、暗闇、心音、換気扇、まだ何かが足りていない。
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追う恋と 追われる恋の 選択を 君に聞いたら なんて言うかな?
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げんぱつは 最大震度 想定も くりかえす余震 そうていしてるか? /経時劣化
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小ぶりの手 菜箸さえも手に余り バターソテーで指の付け根、ダル
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いつになったら慣れるのかこの暗闇は夢か現か幻か
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野良猫が 時間を刻む 足取りで チクタク歩く チクタク歩く
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終電でホームに降り立つ02れいじにふん 改札まで・・はまだの僕
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のとのひと さんぱくよっか おんせんに それからさきざき ぎょうせいそうだん
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運命の 赤い糸なんてまず無縁 結構! 動脈でこと足ります
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心臓を ほどいて一本の 糸にして マフラー編んで 貴方に巻いて
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珈琲が飲めない私にはカフェモカ後のキスも苦すぎ
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二時間後雨の国へと降り立つ予定キャビンの中は蜜柑の香り
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明るくていつも優しいあなたにもあったのかしらグレーな季節
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同窓会来てる奴よりむしろ来てない奴に会い話したかった
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笑顔がさしんどい時は無理しない 自分の気持ち閉じこめないで
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みたひとの心の澱のひとつでも掬ってゆけよ低い三日月
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高校はつまらなかったはずなのに思い出ばかり輝いていて
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「おいしい?」と訊かないでくれ「おいしい」の答えだけしか許さないひと
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1ホール食べるのが夢でした でも今は分けたいひとがいるのです
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はや十日今年もぼくは生きてゆく四季を跨いで生き恥晒し
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犬の縄張りが目に見える季節
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