あの人を応援してるこの人を応援できる僕になりたい
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鮮やかな落ち葉落ち葉を踏みしめる秋を殺してその先へゆく
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一理ある 共感までは いかないが 確かにあるね こんな瞬間
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毎日の ほんの小さな 出来事が 僕に元気を くれる日もある
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円陣を 組んで見つめた 足元に 僕も闘うと 蟻の集団
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雨の日は密林書店の円蓋の硝子の窓より未来を見たし
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雨の日の虹いろの豆のスウプよりまめまめしくなる伝言もらふ
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亞米利加の混迷ぶりを北叟ほくそ笑む露西亞より愛を込めたる接吻
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あなたとの夢は叶えるものでなく見るでもなくて無理だっただけ
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約束がないと会えない二人だし 大震災も起こらない朝
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前歯がない男はたいていクズだからやめろと2ちゃんに書いてあった
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起きてすぐ君が歯みがきしていたらブラのホックはずされる合図
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先延ばしした告白を手遅れにすまいと夜毎に香るバナナ
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酒飲んで気持ちが悪い九時前に水をがぶ飲みビールは一本
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笛ふいて酒がうまくて寝ころんで 明日もこのまま過ぎていけばいい
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余すことなく口づけて 日輪に愛された跡を消してみせてよ
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寝不足加速 眼ショボショボ 冬はショボショボ ショボショボ 合わせてショボショボ ショボショボ
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キスくらいプログラミングしてあると上目遣いでペッパーの意地
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無理矢理に脳の傷みを葬れば愛は此処だと心が叫ぶ
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親の目の 届かぬとこで 覚え知る 素敵な言葉と そうでないのと
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つま先の 呼吸をとめて 背伸びして どこに行くのか 今日の私は
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やがて落ちゆく花たちを嘆いてたきみの紅茶に芥子の花弁を
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食事券 婚活デート する孫に 頑張って恋 笑顔で贈る
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さようなら 蝉横たわる 夏終わり 学生最後の 夏服しまう
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ひとひらの人生なんていうなれば"NullPointerException"夕陽に消えた蜃気楼たち
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歌屑をひとひらひとひらちぎり入れ硝子にまはす万華鏡かな
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みづ玉のほの明き吐息しきつめるまろき桂の冬への小径
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植物と交感しあふ影うつす白壁のうすき以心伝心
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時間がまだ「海」と呼ばれていた頃を知る美しき横顔のひと
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少年に道を説くのは嫌いだけど 大人は長いほんとうに長い
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