秀奏しゅうそうで 白髪の身空そら 夕方の 色は儚く 天は見開く
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祭りの瀬 手引き腕組む 僕達を ばつ悪そうに 横切る少年
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髪切ると すぐに気づいて くれるから 脈でもあるかと 過度に期待す
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昼下がり 淡い緑の 木々たちが そよ風と遊ぶ 窓辺を眺め
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花も散り午前が雨の川べりで 我物顔はスズメとムクドリ
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千万の狂騒を背に西方の空へと還るつばさを借りる
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寝て起きてそれだけのことに罪悪感 毎日生きて死ぬのと一緒
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バスの旅 たまにいいかも 何気ない 景色が違って 見えるのがいい
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君無くて 何を為にか 生きとせん 浮世旅する 気など果てたわ
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テチテチと色とりどりのツツジ並木みち かけていくのはいたちの赤ちゃん
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花粉去りマスク通さぬ風を吸う それだけのことがこんなに嬉しい
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雨の中春の祭りは賑わいて今から始まる新しき年度とし
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春来れば間違うことなく姫こぶし山吹つつじ咲き乱れる庭
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桜の花弁を日記に綴じて 春の形見を夏へ連れてく 
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目の前で起きし不条理よくあると 逃げる吾の意気地の無さよ
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新宿の血脈をゆくものたちをその眼はけさも品定めする
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あの頃の宇宙の夢を思い出す 初めて買ったCDをかけて
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道のべの 知らぬ名の花 ひっそりと  春の香りの いぢらしきこと
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雨降れば早く晴れよと思う吾 晴れたる日には涼しきを乞う
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ちま猫のお誕生日のご馳走は もちろん チビ猫もおすそわけだよ
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ねこは「猫かわいがり」して良いらしい お誕生日だ ご馳走たべよ
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なにほどの効果があると知らねども 乾布摩擦に背伸びの運動
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やる気ない お日様のせい そうじゃない 日差しのパワー 浴びたいわたし
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不道徳だから言わずにいるけれど 思っていること誰にもあるよね
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月曜日自分の名前見当たらず常連の名前ひとつ覚える
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浜辺にて 水着女子みずぎおなごを 目で追って 君のビンタが 僕に目掛けて
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さすらいの 校舎に現あらわる 猪よ 山を追われて 次は何処行く
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とりどりに 着替える君が 嬉々として まだ家出れぬ 日曜の午後
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苦も楽も 朝がまた来る 何であれ 夜が明け照らす 目覚めた街に
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ピヨピヨとさえずりそうな口の君 生後5ヶ月初めての春
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