木漏れ日に愛をささやき手をつなぎ歩くぼくらはリビングデッド
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よそ見する 僕の授業は 子供らの 脳の記憶に 残らず消える
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肩が凝る もうすぐ雨が やってくる 予言者じゃない リアル生活
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小さめの 傘であなたと 雨しのぐ ふれあう肩に 高鳴る鼓動
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やりたさは あるができずにうずくまり ついにやりたくなくなってきた
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銀杏ふる小径を走りぬけてゆくライオンのぼうし黄金に消ゆる
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うつすらと花いろに白き波を引きみづゑに解くる西風の空
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銀いろの合はせ鏡のそのなかの夢とうつつの隧道ずいだうつづく
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その度に記号化された存在をどう脱するか 人に「なる」には
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目も見ずに 背中を向けて 会話する 嘘が下手だね 君って人は
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僕は今 君が愛した 花になり 見つめる君に 微笑み返し
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広告も 中吊り消えて 電子版 なんだか少し 淋しい気分
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愛ほしき気持ちを半ぶん飛ばしくるセミコロン;笑まひ)ウインクをする ;)
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惜しきこと伝ふる最短書簡なるコロン:スラッシュ/残念無念 :/
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点ふたつコロン:と飛ばし閉じかつこ)忠実まめなる私信のさいごに添ふる :)
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‪言葉とかなかったあの日に戻って僕たちが哀れに見えた日に‬
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教室に数十人の人たちを閉じ込め縛る 暴力的だ
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日曜が終わった直後の真夜中は馬鹿みたいに静まり返って
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ラジオより流るるハモニカ週末のスローテンポを遠退とほそけてゆく
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冴ゆる雨に打たれもみづる南天の葉に虹の綾 摑む能はず
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すでに街はもみの緑に神聖なる赤を着飾り孤独を待ちぬ
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望もうと望まざるとに拘らずあなたと私これでお終い
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ひとりのサッシにひとつ熊毛虫もこもこもこと生き急ぎたる
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世継榾よつぎほだほのかに揺れて『████』なる暦は見えぬ落とし子を待つ
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あの頃は 公衆電話 どこででも よく見かけてた 探さなくても
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ガミガミや ゴロゴロの音 大嫌い 僕の心が 縮んでしまう
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初めては 緊張するよ 誰だって 失敗だって しちゃうんだから
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わたつみのいろこの宮に降りそむるときは色かほる有機物デトリタスたち
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君と僕 間に降り積もったのは 言葉 言いよどんだとき 記憶
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夜歩く知らない街は喧騒に膜がかかりて限りが見えず
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