長き影 引きちぎり駆ける吾子の背と 影を引き摺り歩く吾の背と
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君とまた 笑顔で逢える日はたしか 四月三十一日の夜
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何もかも仕方がないよ そう騙して生きていく深夜三時半
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後悔と あの日の女々しさ 陰と化す 揺らがぬ心 今ここに灯す
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眠れない夜の空虚はタブレットを触っていても無くならないのに
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忘れたいことばっかりを忘れない 想像しないきりんみたいに
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グロいだけ 何もできずに過ぎていく このまま何も終わることなく
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ハマってるシュークリームを食べる時また妣(かあ)さんに逢える春だな
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やみぬ部屋 日付の峠 立ち尽くし キチゲは東 SAN値は西に
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脳障害?生きてるじゃない。見た目だけが基準では無い苦痛だってある
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知的障害息子はいつもいい子です目がきれいだし嘘をつかない
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花を見て 光を感じ 明日を見て 旅を重ねて 地中に巡る
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思い出は捨ててしまえば良いですか私の記憶は消えて行きます
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地平線 隠れる船をひたすらに 見つめて君を 想う日々よ
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マスクした女子の写真が孫だとはわからなかった母よそうよね
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カープまた勝ってビールが旨いから妻に内緒で糖尿は飲む
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父も母も義父さんももう亡くなって義母さんにまたラブレター書く
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珍しく 連勝中で 上機嫌 いつまでつづく 野球の話
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もう何度手っ取り早い成功を夢見たことか 四月、焦燥。
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フッといて、「壁を感じる…」などと言う、 無邪気な君を憎めない俺
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なあきみはまさかその身をかけてこの世界に復讐しようとしてる?
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ALSの妻に奇跡よ起きてくれ神社を変えてまた初詣
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あの海の底に沈めた歌はもう今の僕には取りに行けない
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眠れずにウォークマン聴くひとりぼち妻と子を起こさないようにと
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ねこの手を そっと握ってスリスリし ぷにぷに肉球も一緒に触る
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打ち込める何かをずっと探してた 餃子を包んでひたすら食べる
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鏡見て心臓の位置を変えてみる。何も出来ない僕の反抗。
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目の前に麻でできてる反物を 転がし今日も生き続けてる
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人はみな因果は巡ると言へども何ぞ吾の想いは還りこず
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焼爽しょうそうかなく人 活滑かつかつと 出逢いと解れ 反れ逸れ歩む
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