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人声をかき消すまでの雨音を密かに願っていたという罪
3
一つずつ音源が消された部屋で残った心音ばかりが響く
6
ワタシ的一番怒られそうなのはやっぱりテレビ「寝るなら消せや」/TAKAKO様へ
14
春嵐
(
しゅんらん
)
にその名も知らず去りし君 のこり香のみぞよすがとなりぬ
13
気にはなる やっぱり気になる ドライヤー ねじれたコードを 秘技逆ねじねじ
12
「死んでいい?」送信取り消し「劣等感辛い」取り消し「明日会えるね」
4
ごめんってば 自分の寝言 脳を突く 数分ぶりの うつつの世界。
5
食べながら睡魔に襲わる幼な子の瞬時に
項垂
(
うなだ
)
る、君は子犬か
11
長女猫
(
あのこ
)
はね 膝にしがみつき 震えてた「おかあちゃんだよ」と幾度も撫でた
13
はじめての わが
猫
(
こ
)
を膝に抱いた日は 昨日のように覚えています
13
雨の日の舗道に光る五十円拾われ託され募金の箱へ
16
愛情も猜疑心も切なさも心の中で一緒に住んでる
15
立てた子は何度も何度もやって見せ 兄は並んでスクワットする
17
走り梅雨君影草の可憐さよ したたかに咲く根に毒を秘めて
12
東京は私に行けない場所にある 存在しないのとほぼ一緒
11
したい事は沢山あるけど「やりたい」と言ってもできる訳じゃないしね
4
冷蔵庫と電子レンジを開けるたび しばらく笑いそう 皆様お上手(笑)
10
「出来ました」「出来ましたってば!」「早よ開けて!」電子レンジにイラつかれてる(きのぽ様笑)
18
裏金の献金先は党支部で減税対策どこまでのクズ
15
ぬるい舌ですくい上げたビー玉をつめたい喉の奥へ押し込む
5
おべっかを世辞と流せぬ上役よ キャバじゃねえんだ職場は
娑婆
(
シャバ
)
だ
9
置いてきた夢が再び芽吹くなら夏の狭間にただ雨を待つ
14
お客さま、ご自分を神と思うなら 信者のひとりもお連れください /「サービス業」
8
出来の佳い盆栽みたいに捻くれた その根性は何年ものだ?
8
激しい雨と
心虚
(
しんきょ
)
貫く 猛風の 情景描写が 似合いすぎてる
6
髪型や化粧やケアやと励むほど 好まざるかな我が
顔
(
かんばせ
)
よ
10
あの夏の貴方に焦がれ手に取った 柄シャツがもうちょうどいい頃
10
優しさを期待している自分の手少し冷たく気づけば淋し
21
君を知り 物や言葉で 満たせない 心もあると 知り出す二十歳
13
口あれば「さっきも見たろ。ねーんだよ」冷蔵庫からダメ出しきそう
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