Utakata
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りんか
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2023年10月から現代短歌を始めてみました。めちゃくちゃ面白くてハマってます。
詠みがちです(猪突猛進タイプなのであまり推敲してないという…)
よろしくお願いします。
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どうしても掴み取りたい運がある福を集めて!私の熊手
8
スーパーに出かけた母を迎え行く思わぬ散歩宵も交じりて
8
ピンと張る
母娘
(
おやこ
)
の糸がゆるむ今 晴天の
下
(
もと
)
、我が家雪解け
9
吾
(
あ
)
の心墨の波紋が広がれど
彼
(
か
)
ハズレくじ、青い鳥笑む
5
デパートが衣替えしてお正月福を抱えて歩き始める
9
嘘を吐く堂々としたその様に拍手送ろう
吾
(
われ
)
は泣けども
7
我を待ち我と一緒に歩く月魅惑の顔を見せて引き寄せ
6
ぐつぐつと心に煮込む思いありこんな時こそ歌が味方す
11
いつからか「恋人繋ぎ」名付けられほどけぬように結び目かたく
6
わがサンタ、なんと偽物!知った日は同時に母の愛をも知った
10
陽が沈み夜が散りばめられてゆく月の出番を待ち焦がれつつ
6
ニュートンは引力という解につくアダムとイブはかじっただけで
5
解熱剤飲んでもきっと治らない「真珠の耳の」君に恋した
5
葉が落ちる道は音楽奏で出し木々はコートを脱ぎ捨ててゆく
6
好きなのに君の
瞳
(
め
)
に住む
女性
(
ひと
)
がいて想いは浮遊着地できずに
5
チケットを獲得すため時報聞く懐かしき声静かに刻む
6
朝陽染め雲は桃色恋してる?初冬の寒さ温かき空
4
珈琲にバニラとろけてアフォガート 苦くて甘い「恋」を食む午後
3
風急ぐ駅ゆく我を追い越して落としてくれた木の葉のブローチ
5
終点とホームに着けば幕上がる会社へと続く始発の旅が
3
いよいよだ!イルミの点灯始まった でもね君が一番光るの
4
冬晴れの朝の空気は海の底音なき世界独り占めする
5
一万人第九合唱リビングがホールとなりて思考停止
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有名なフレーズ
来
(
きた
)
る第九にはマエストロなぞる曲の意図あり
2
ああこれか!第九に潜む聞き覚え側にいたのねクラシックの
音
(
ね
)
1
ベートーヴェン失われた音の中どんな五線の色見えたのか
3
会いたくて指、躊躇って画面見てやっと打ち出すLINEの文字を
5
水そそぎ
水琴窟
(
すいきんくつ
)
はカンキンと尖りまろやか天の鐘かも
2
ロッカーの鏡に映る脚浮腫み求める自分そこになかった
5
窓からは冷気がひやり足元に「夜が来たよ」と話しかけられ
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