Utakata
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りんか
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2023年10月から現代短歌を始めてみました。めちゃくちゃ面白くてハマってます。
詠みがちです(猪突猛進タイプなのであまり推敲してないという…)
よろしくお願いします。
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天からの落とし物、雨、「ポツ」「カン」と 無音の滴楽器に変わる
5
久々に君に出会えたこんなにも切符小さく手のなか休む
5
ラブホテル。コンクリガラが山積みで育まれた愛解体される
4
幾年
(
いくとせ
)
も京都住まいにあこがれた母は今まだこの町にいる
9
切符買い改札に浮かぶ「ありがとうございました」の文字にほっこり
4
二条城
鶯
(
うぐいす
)
張りの廊下なら侵入者さえ楽しませたか?
5
病みてなお『星月夜』には光あり 孤独の
夜
(
よ
)
、黄にあこがれたのか
3
我が胸を開けばきっと柘榴のような君への愛、雪崩れるでしょう
3
干上がった川の後には乾く藻が傍で満開秋桜たなびく
4
木枯らしが私の髪にじゃれてきていたずら顔でビュッと去り行く
9
この恋の行方も知らぬ我が身には 海月となりて闇を漂う
9
コート着る行き交う人のその横で咲きし向日葵うなだれている
4
喧騒の歌舞伎町には今日もまた静かに光る星空がある
4
目覚めたらスマホの画面歌サイト。また寝る時に詠んでたんだな
6
日曜日ごろんとなりて歌を詠むスマホ離れてうたた寝の午後
9
宝石が散りばめられた夜眺め闇の深さを知る帰り道
10
トントンと私の部屋を訪れる夜風に揺れるパラソルハンガー
12
サクサクと音奏でるを土は待つ音楽隊はまだ来ないのか
5
虫の音がまだ聞こえない。宵のなか月も伴奏なく悲しむか
5
「夏すぎて秋来にけらし」と言えなくて秋は一人、かくれんぼする
6
「月光」と言えば下校とインプット。ラジオが流す「帰社しても良い?」
4
今はもう遊具無くなる我が校を眺め鮮明君といた日々
6
木造の旧開智小。かつての子らはぬくもりに包まれていた
7
悲劇の
妃
(
ひ
)
住いし館ベルサイユ暗き過去持ちまばゆく光る
6
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時闇のベールが包みだす家の灯りが夜へ反射す
9
パリになるカフェに異国のグループが窓際ぽつん黒髪の人
5
秋いずこ今年も四季が乱れてる薄手のコート冬眠しかけ
11
一年は瞬き一つする早さ貯まる思い出永遠となる
7
置き配をやめ受け取った荷とともに言葉に笑顔 陽が照りつける
11
目が覚めた体重増えたなんてこと
!?
体重計よ嘘をついてよ
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