りんか
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2023年10月から現代短歌を始めてみました。めちゃくちゃ面白くてハマってます。
詠みがちです(猪突猛進タイプなのであまり推敲してないという…)
よろしくお願いします。

迫り来るサイレンと赤掻き立てる掃除機かけて日常保つ
3
下駄箱で夜中に靴らお喋りす「明日あす休みたい」「僕も」「私も」
8
「人生は歩いてこない」 進みゆく泥跳ね上げてもアスファルトでも
5
「きみちゃん」は野口雨情に描かれて「赤い靴」履き永遠となる
3
朝ごとに「君に会えた」と思うでしょ? 会社に眠る我がサンダルは
3
朝の街靴片方がすやすやと酷使の時を癒してるのか
4
爪先と踵で景色違うからたまには前を見たいの私
3
待ってるね君に履かれることだけを「ガラスの靴」は陽に煌めいて
4
疲れたときみが言うなら休もうか 身を削りつつ私を包む
3
合う靴がなかなかなくて探してる王子のごとく貴方はどこに
3
(俺なんて濡れてばっかり味気ない)そう思ってる?長靴くんは
3
悲しみは深く大きく広がって砂漠さえをもなくしてしまう
5
彼岸へと導く電車あったなら往復切符手にし会いたい
8
車窓より眺める富士は誰を待つ凛とし覆うウエディングベール
4
ドドドドド迫り来る冬照らされて艶々になる晩秋の柿
5
青き空風が誘って白波に海は戯れ笑みこぼす我
4
富津岬先端に立ちその先のその先に見る対岸のせい
2
朝陽射す空と海とが境なく緋色あけいろに染むホテルの窓辺
5
たぶんもう蜘蛛あなたの罠にはまったのせめて優しく私をんで
6
日本中迎える朝は平等で格差社会ひととき掻き消す
5
木更津の浜に流木すやすやと居場所を見つけ安心したか
6
知らぬ人ゴミ出しで会い挨拶をシンとする朝触れ合い響く
6
夜迎えあなたの地では朝ですか?自転築く明暗世界
2
夜流る。車窓からの町しんとする団らんあるやが語るのか
5
繁華街あちこちの店笑いあり花束並び夜の始まり
3
欠けたるも主役は今日もおれだよと堂々としたあなたが好きよ
5
宇宙から頼りが来たの「夜だよ」と。星屑たちのプレゼント付き
5
今日という終わりの時間瞬いた星たちととも月夜も眠る
2
なんとなくわかっていたのギュッとされ「別れてください」贅肉あなたに言うわ
4
初恋はビターな味がざらりとす 思い出箱に甘い香(か)残し
5