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疫神
(
えきじん
)
を祀る祠を破壊して村の乙女と駆け落ちしたい/Xで祠流行ってた
6
ひび割れたハンバーグ隠すデミグラス それで良いよと頬張って泣く
6
「一人でも寂しくないよ」という本音 ばかり追われて息苦しい群れ
2
一分の朝のスピーチ窮迫し覚え知ったる野ばらを歌う
10
いつの日も人のしあわせよろこんでいられる人でありたいと願う
15
四国路を在来線で西行けば 西国一の石鎚山見ゆ
6
直径を測れば一・五センチのだれにもみえぬ黒い正円
5
先週もゲートボールをやっていた友去り だれもいない公園
6
「人生は儚いもの」とお向かいの元の区長は喪服で語り
5
なにごとも上の空なるなりゆきに眺めも果てぬ秋のきぬ雲
8
低血糖フラーとなりて倒れそう 貪り食らう
17
(
セブンティーン
)
アイス(採血おわりー)
15
首痛を秤にかけて可愛さ勝ち 今夜も猫に枕を譲る
15
不惑すぎ生姜山椒しそ大葉薬味を熱く語る妻あり
8
後ろから友の友来て黙り込む自分はスペアなんだと思う
6
入浴剤今シーズンは節約でバスクリンやめてバスラボにしてる
7
気になるとそのことばかりこだわるも 三日もすれば興味は薄れ (三日坊主は百まで続く)
9
忘れてた目映い夕日お母さんこれは終わりのある道だから
9
十月の日差しにしては強すぎる秋晴れの下でクレームつけてる
6
君からの 通知一つで 心躍る なんだ僕って 全然凡人
8
我の名に覚めて「だいじ」とくりかえす わかっていたのにごめんね父さん
15
公園で遊ぶときとは違う顔君だけのパパ園の二時間
10
心の中 全てを共有 しなくても 一緒にいられる 他人はそうらしい
7
父遺す思春期のわれあての手紙われを想う親ごころ感ず
10
秋なのに花粉症とはこれいかに したたりやまぬ鼻のした水
8
わたしたち銃弾の雨から身を隠すみたく必死に生きてきたよね
8
考えてみれば存在しないものとの戦いに終始した日々
6
彩雲や 忙しき朝の 秋の空 歩みも止まる 良き兆しかな
9
《春と修羅》──文字の漂ふ、花冷えに。文字の漂ふ、《春と修羅》とぞ
5
待っている だけでは何も 変わらない 新たな扉 開くのは君
8
ゆっくりと自転車をこぐお日さまの光がやけに目に痛い
朝
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