【宇治の橋姫】 性格が悪い女だリア充をはしから妬みいつもうじうじ
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三十路より五十路の私輝けり言いたいことを言える幸せ
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【ぬっぺぽふ】 正体を問うても誰もあいにくの塊としか知らぬっぺふほふ
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時が経ち思い出すこと減った顔 忘れぬようにまた確認す
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自治会の集まりのある日曜日寝癖直しは少し念入り
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大谷の契約金額チラ見して年末ジャンボに夢託す妻
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薄墨うすずみを 流せし空のえわたる 沫雪あわゆき心憧こころあくが
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噂では 君は付き合って いるらしい 折れるシャー芯 何も見えない
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片付けを頑張るつまの薬指 無くして久しい指輪が戻り
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爆炎の熱 子ら襲う 不条理を 神は見て見ぬふりはされまい
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本心は ラップにくるみ 冷凍し 時折あるを 横目でチラ見
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一歳の我が子は全ての食べ物を ば・な・な、ば・な・な と呼んで笑うよ
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出かける日の雨マーク見て嘆息し てるてる坊主に日付を書けり
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ホントかな 怒ったところ見たことが ないと言われる人がいること
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秋過ぎて景色セピアに変わるころ またひとつトシ 刻む年輪
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手のシワに 似合わぬ爪の マニキュアの 色を悩んで 吾の未熟知る
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交差点青信号を見逃した道の向こうの南天の赤
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ひひらぎの つややかなりし綠葉みどりばに ひとむらみし眞白ましろなる花
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街が人を変えるのでなくその逆で 都会アーバンらしさを演じる友たち
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スジャータの堅ったいアイスを削り食う週末までの寂しさ隠し
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唐紅 灯台ツツジの葉が落ちる 名も無き午后を満たして落ちる
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「或る或の日」思い出語るクラス会 反時計回りに進む時
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繋いだ手マチ針で留めるみたいに不器用過ぎる僕の愛情
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襟立てて息を詰まらせ海風で今日の後悔吹き飛ばしたい
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「たら・れば」は今更いまさら遅いと知っている 分かってるけど、分かってるけど
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とりがなく あづまのくに海人小舟あまをぶね はつ雪のふりはましらむる
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北の国、寒いの✈️飛んで、関東晴れ暖かい🌞
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暖かく掃除日和だ腕まくる ポカポカしすぎて眠気に勝てぬ
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横でいい?くっつきたくて居酒屋で 隣に座り横顔に酔う
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この位置であの土手上のあの車よく見えるなと葉落ちて木の間
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