切符かけ大一番でつかみ取るからと暫定首位のバスケが
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されどもされども友は笑う 私にとって学校は社会
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父が逝きゆるした母は病床で 父が贈った櫛おもいて笑う
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蟻の巣を壊した記憶思い出し 罪悪感で奈落の底へ
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僕だって 流石にダサいと 思うから 言わないだけで 感じてることはある
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花々に囲まれ庭にまどろみて 紫蘭と踊るほろ酔いの夢
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人里を離れし洒落しゃれた森カフェは 鳥鳴く声もこじゃれて聞こゆ
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ネモフィラの青の色さえにじむほど 泣き腫らした目 遠い思い出
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夕飯と木霊こだまのように母の声 はにかむ姿 幼き私
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探究は「遊び」極意をつかむ日にしたい勝利ヘさあ底力
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特徴は強い気持ちと準備するビールがいつも心友だから
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直球で攻めての「自分らしい」より長く青春したいもう古希
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い寝がての夜は明けぬれば 外は雨 薄めに淹れたミントティー飲む
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リセットをするにはビールしかないと妻に内緒で飲む糖尿は
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生きている ただそれだけと 思う夜 明日の声が 聞こえない夜
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計画はうまくいかないときもある 誰も悪くない 悪くないんだよ
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森恵聴いて涙が出てついに耐えた別れに正直になる
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僕たちは何も知らない 愛情の受け取り方も与え方さえ
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病むとよくここに来るんだけれど ちょっと持ち直してきたからまたね
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あいたい たったひらがな四文字が五日分の涙 連れてきた
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今の時代も好きだけど 電話だけで繋がってたあの頃も愛おしい
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落ち着いた自分の心に安堵する 貴方が全て教えてくれた
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人生の終わりにシメがあるのならわたしもほしいやさしいおかゆ
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全力で駆け抜けてきたごほうびにケーキをたべる気力は無いね
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鮮烈な強さをもった明かりより豆電球のかわよいひかり
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立ち上がり白いごはんが炊けたなら無垢な幸せ望んでもよい
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墨を吐く飛び出したイカみてよいとおもうきもちがあってよかった
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人を見て 壁が反り立つ 「内側」の 誰にも見えぬ 己れのATFカベ
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最大の創造のためかけがえのないものすべて壊してしまう
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あの過去の変えられなさに項垂れた私の赤い細胞ひかる
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