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東雲
(
しののめ
)
に カタンと響く朝刊で 余韻なきまま 闇は儚く
7
瞼を閉じて、幾何学の虹を漂う。もうすぐ午前三時半
2
帰りたい家とか夏とかあの日とか思い出なんて何もないのに
14
けんけんぱ、けんけんぱ、あめあめふれふれけんけんぱ
2
夜の街 彷徨い歩く 君をさがしに 行き交う人の 多きことかな
3
枕の底の底には街があって、私の涙の海で捕れた魚が美味しいらしい
2
カーテンレールに掛かった制服ぽとりと落ちる、なにも信用できないわよね
3
泣いて泣いて泣いて泣いてふとあの日踏んだ蟻の行列思い出す
3
窓の水滴殺しながら、赤い目でウィンクしてくる高層ビルを睨んでやる
1
木霊に向けておーいと叫ぶ、山がくらげみたいに見える
2
母の寝顔に子供用シャンプーの匂いを思い出す。明日は風強し
6
スミマセンノミホウダイワドコデスカ七尺男六尺女
4
そんなのに誓ってないで神様は君なんだから私を救え。
6
好きなとこ。整列した眉、うなじの毛、長いまつ毛に、あれ? 全部毛だ。
2
絶望と呼ばれるカフカのネガティブさ 僕らにとっては入門編
3
いるはずの同胞たちと出会えずに 殻の中から世界を見ゆ夜
3
心配や気遣いされると知ったらば 何も言わずに消えるが吉か
1
健常な陽のオーラに包まれて 堕ちることなど塵も思わず
1
ひとりきりのオフィスで集中する私 今週は定時で帰ると信じて
4
太陽もいつかは死ぬと心得て 未だに生きる意味があるとは
2
泥がつき打ち捨てられしルイヴィトン 我の一年彼の一日
3
それからはいつでもどこでも仮想敵 想像し得ぬは幸福と知れ
1
時間ない 明日の今頃この世にいない 進まぬ小説 深夜二時
1
ささくれや昨日の悪口か今日の嫉妬か人差し指つくづくと
3
砕けた骨が混じりてふと思う
我
(
われ
)
が祖父と呼んだものはどこだ/
(
四十九日、納骨の儀にて先祖代々のお骨をまとめた際に
)
6
短歌は俳句より二十字余白があり それを未練と呼びます
4
修理には経験なども必要だ今日のしくじり
明日
(
あす
)
に身に付く
11
塗装屋の養生シートはアコーディオンそれってどこで売っていますか?
7
コーキング先の切り方載せ方をお茶を出しつつバキバキ見てた
6
エポキシ系それはいわゆる癒やし系?接着剤のとあるプロダクション
6
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