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ポケットの奥底にある重力の 行き着く先が誘蛾灯でも
5
風吹けば空に浪立つ藤の花返らぬ春の
余波
(
なごり
)
なりけり
9
心持ち一つで変わる酒の味風のかほりは肴にもなり
8
歌詠みで
他人
(
ひと
)
の生き方垣間見る改めて知る短歌の世界
22
目が覚めておはようと言える歓びよ 犬は喋らずただ「わん」と鳴く
8
直感を信じてハズレた時だって自分を信じた自分を誉めよう
10
唐錦竜田の山の夏衣色はひとへに緑なりけり
9
生活が困難コロナ後遺症5類の移行から一年も
3
蹴飛ばした つもりもなしにタンス角 駆け出す朝の一歩目遅れる
11
3週目ついに不調が出始めて私も生き物なんだと知る/煩う・患う
10
「絶対にわたしより先に死なないで」たったひとつの願いで縛る
11
何もかも 上手くいかぬと 泣く君の しょっぱい泪に 甘味を添える
6
日の出前写したような縹色 朝だけ会おうよおやすみツユクサ
11
楽しくて楽ちんがいい我儘を言う古希にまだ欲があり春
9
通院の母に付き添う帰り道 山寺参り水の音しずかに
14
始発都市を過ぎると、ガラガラまだ連休モード余波か
3
うたかたの歌詠みに癒されて、今日もありがとう
6
草いきれ匂い立ちこむ畑にて 草刈る夫は夏を覚悟す
35
カタンことん電車は行くよ、都心にむけてゴーと 隧道抜けてパシぱし📻と
5
今日もよい日でありますよう、ご安全☺️
4
始発通勤、だいぶ暖かくなったが、まだ長袖か、夏☀️近し
3
立夏の候、六ミリにせしバリカンが唸りをたてて頭をすべる
9
業務上必要だから話すだけ 構うことなく暴れる心臓
11
同じ道何度も何度も辿るような思考が巡る眠れない夜
12
預言者のような眼力を持つ老人が太陽を睨んで殺そうとしている
4
しーん。って 音は確かにここにいて 君は確かにここにいなくて
8
心から助けてほしいと叫ぶ声フィルター越しに取り除かれて
5
浮遊して海底間際泳いでるどっちつかずの醜いうねり
3
愛を呼ぶ純白の鼓動高鳴って胸の中で振り返る天使
3
膝抱え翡翠の海で待っている巡る回転真理の啓示
3
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