白い雪白い空から白い野に降る日白鳥北へと帰る
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足の甲 意外と傷が深かった ねこのつめあと ねこ母あるある
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実はまだ花粉症との診断は無いのだけれど お目目しぱしぱ(今年あたりくるかも)
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ダテメガネ 百均に買いに行きたいな 花粉 週明け一気に来そう
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絶滅をゆるくしながら人類の不和は尽きない賑わうテレビ
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沈黙に目隠しをするようにやや音量あげて聴くカーラジオ
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この先の未来のどこか予約するように見初めて買うワンピース
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苔のむす森深くまで分け入った心地でひらく古書店のドア
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この空き地もうどんな家建ってたか忘れておりぬ買い出しの道
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ひさかたの天の岩戸を押し明けて豊栄昇とよさかのぼる日の御旗かな
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天照るや神の御裔みすゑを戴きて永久とはに栄えむ日の出づる国
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万世に動くことなき高御座定めたまひし神代をぞ思ふ
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雲居まで千木ちぎ高知たかしリて橿原の宮の昔に帰る春かな
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三連休、ドラえもんに送られて小田急電車はどこでもドアに/登戸駅から乗車
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冬の夜にテレビ映るは鼻高き敗者評する勝者然のみ
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朝まだき 玄関マットを パパパパパーン もやとばせば 滑り止めの砂
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風呂あがり衣服のなくて騒ぐ夢 待つ旧友は雪の道去る
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一日のほとんど過ごす脳トレで 九十五歳の筆箱の厚み
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体操の首回しして音のする レントゲンの目で我を見透かす
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抱き締めて話すことなき思い出を 広げてみたい深夜二時頃
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誘われて行くコンサート チャリティーの 少し地味目の爪の色にす
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夢で会う亡き父の手の温かさ 触ろうとして触りもできず
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朝焼けの午前六時の風に居て 散る時見たい満開のはな
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心読む いや読めないな 思い交錯 目で追う言霊ことだま
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さばさばとした女性ひとだからあの男性ひと紹介したのとねちねち言う人
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あさまだ来 よばれおきるも なにもなく 脳内音楽 テレサテン (まどに 西っ日が〜♫)
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愛しさも 怒り、哀しみ 降り積もり 儚き雪と 解けて消えされ
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雪の庭あゆめば下からたくましくグランドカバーの新葉たちゐる
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(なにごとも)深夜はメンヘラ製造機(口にするから欲しくなるのだ)
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もう3時 書けないES絶望感 全てを毛布が 包み込んで寝る
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