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「皙:しゃく」と申します。 よろしくお願いいたします。

真夜中に目が覚め瞬く星ふたつ愛猫じっと私を見てた 

朝露の水の匂いが涙だと気づくが雨のせいにしとこう 

こっくりと錆色になる曼珠沙華しおれ散らずにただ立ち尽くす 

この街で老舗のケーキ買った日は足どり軽くちょっと特別 

星形の金木犀を見上げたら夜空にちょっと届く気がした 

映えまくる街にインスタやってない私はどうやら宇宙人らしい 

青空が深まり秋はここからと飛行機雲がゆっくり走る 

食欲が止まらぬ猫に「冬眠か」スルー承知でツッコミいれる 

遠い日の四つ葉みつけたときのこと久々めくるページにときめく 

あかね空ぽつぽつ灯る家々の暮らしが町に響きはじめる 

シゲハルの名で重陽の節句生まれを言い当てた人みたくなりたい 

絶望を例えるならば清潔な永遠に何にも染まらない白 

台風はどうも日本が好きらしい捨て身の愛は脅威でしかない 

延々と背比べする願望と現実の差は計り知れない 

「ただいま」と思えて言える安らぎを反芻しながら朝を迎える 

友集うまずはカンパイ生ビールほろ苦さより旨み増してく 

鎮魂の崇き祈りは紡がれて平和の誓いを確かめる今日 

フローリングねじれて伸びる愛猫の寝相に残暑を感じています 

行儀よく画面に並ぶアプリ島渡り訪ねる指先の旅 

買い物へ車乗り込み蚊も一緒お祭り騒ぎ まだまだ夏ね 

大抵のワガママきいてくれていた母のワガママきく歳になる 

中傷は怒りを生むが狡猾な無視はひたすら悲しみになる 

路地裏の石畳みにあるガレット店異国情緒に遠のく現 

暮れ空に熟れたプラムをかざしたらジュワリあふれる夕日を味わう 

キャンドゥでアリスのスマホケース買う百均なれど可愛さ万点 

杞憂する心を強気にガラクタと言い聞かせても追放できず 

先生と名乗る人とは年上と思い砕けた日はいつ頃か 

繰り返す会えた瞬間 明度増す頭の中のスローモーション 

少しだけ素直になればと言ったならあの人もっと悩むだろうか 

幼な子の無垢は残酷あわせ持つ思わぬ棘に要注意する