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早暁に二匹の猫は東へと至る小道を駆け抜けていく
7
ぞりぞりとひげをさすってふと気付く 五月の
黴
(
かび
)
があごに生えおり
5
わたくしがやってる俳句の結社では「腐乱屍体」は夏の季語です
3
俗人は象牙の塔に増長しゾロアスターに賊機をかたる
2
家族には忘れられたる誕生日竹馬の友二人よりライン
6
夏はまだあさくら山の
郭公
(
ほととぎす
)
名告りは挙げず忍び音に鳴く
2
内輪では 高評価の 夫でも ずっと一緒は 互いに飽きる
5
仕事後の 道草タイム 定年後夫との仲 維持に必須なり
4
黄金の 馬車はゆくりと国王を 運びゆくなり 宮殿目指し
5
二類から 五類に変わる この
病
(
やまい
)
我ら
真
(
まこと
)
に 自由を得るか
2
節目より様子見ながらぼちぼちがどっちか言うと好みなのだが
5
君に打つ LINEがないなどうしよう 会話したいが 知るのもツラい
3
当面の間見て保冷を保つ聞くこのごろが来たのだな
1
ジュースとの違いわからぬまま重ぬ 恋に恋するような飲酒だ
8
雨道で滑らぬように踏ん張って二年目にして初の靴擦れ
5
大雨に肩をすぼめて出掛ければ膝下濡らして警報が付く
5
さくら終え初夏を迎える気構えに眠気覚ましの雪予報きく
11
要領よく 生きることだけ 期待して 手間だけふえて 子育てのワナ
8
地図覗く白髪混じりの頭よせ三人の息子誰が誰やら
12
あなたはすべてくれました 本当にほしかったもの以外はすべて
7
日韓もイギリス・コロナも新時代 出鼻を挫く週明けの雨
2
君たちと遊んでた日々懐かしむ日が来るだからオモチャを作る
4
歌を詠み書き溜めていたメモアプリ誤操作ひとつで全て泡沫
5
ふんわり寝具散らばしてどっぷり沈み眠り込みたい
7
踏み分けて誰かは訪はむ小野の山世をうの花の雪の通ひ路
5
認知なく朝鮮人をばかにした思い出ばなしくり返す母
5
頭蓋骨の中を乱反射してる過去の記憶と未来予測と
2
心臓を突き破らんと秒針は雨音のなか冷ややかに鳴る
4
僕たちの使う言葉は美しい腐る世界に蓋をするほど
4
君の横 ずっと座っていなかった 隣にいても 遠く感じる
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