ビッシリと背中の裏に張り付いた黒を爪で剥がすような朝
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喪中とは言えず年賀状受けとる 遺影の犬はやはりかわいい
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人生のいもあまいもみ分けて 自己肯定感が少し上がった
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双子座流星群に夢を馳せ、雨雲よ今宵は晴れよ‼️
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仕事、多忙、終わらない、ゆうつな週末、雨
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ちま猫がリモコン踏んでテレビつけ 知らぬ顔して ねこベッド入る
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垣根の上 桃色と白の小さな花 お日様あったか うれしそうだね
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ここにきて、短期記憶の忘却度一気呵成いっきかせいにマシマシになり
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秋風の 便りを添えて梢より 降りて手のひら枯れ葉一枚  
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枯れ葉さん、ひとりで落ちていくことは淋しくないかい、怖くはないかい
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まだAIには我が歌の解釈はできぬらしい どうかそのまま
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歳重ね物欲ぶつよく無くなる健康や 手に持てぬもの欲しがっている
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晩熟を滴る麦と稲が穂のふたつわかれになりにけるかな
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鉄面の微笑まふこと鎚もてる板金工の手に撓みつつ
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ぼくはさあ!センスがないからこうやってタンカをかいているんだよおお!!←落涙
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トートロジー。耶蘇が「イエス」と仰るとJesusがyesにな☞指示記号
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効いてくるたびに心も物質にすぎないことを突き付けられて
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PTPシートの数が増えていき危うさだけが静かにつのる
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あと一歩が踏み出せずにいた人の背を押してあげたよ崖っぷちから
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異化効果なんて古いなぁ、きみ 今はリアリティ・ラインの時代だよ、きみ
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波誘う 人目のつかぬ 帰り道 自分の業が 喉を締め付け
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公園にコックピットが落ちていて「燃える」のほうに捨てるか迷う
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喪った朝より晴れて私たち新しい季語となる ようこそ
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雨と晴れ 交互の空と秋の気温 いろいろ戸惑う午後の出勤
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年内にやり残したこと まだ多く 今年の思いは今年のうちに
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ねこたちに半日留守番させたあと 無理ニャン題くらい聞いてやりたい
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人生の帰り道は君とがいいな
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一輪の花の床の間さびしくも いまのぼくにはしっとりなじむ
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じゃが芋の中に空洞有るかなど分かるはず無くままよと選ぶ
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むずかしき知識もなくて感性は歌詠みはじめつややかなりや
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