Utakata
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春野宵
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1歳と0歳を育てています。生活短歌。いちばん好きな時節を名前にしました。
そうやって調子いいこといっちゃって もうあげてないよ「にゃー」あげないよ!
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さっきまで超神ファンサだったのに撮影タイムで爆睡赤子
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被害者をただ見てました 嘘 あった目逸らしました どうかゆるして
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ビル街の隙間一筆の青空はこの鬱屈を切り裂くファスナー
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のぼっては降りのぼっては階段の上でおひさまな笑顔
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むしゃくしゃの気持ちはどうもむしゃむしゃが癒しな気がする行くぜケーキ屋
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もう二度としないと誓ってまばたきしすぐ目を擦る春はすぐそこ
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願わくば
蜻蛉
(
とんぼ
)
になりたい君の手で目をぐるぐるに回されたいの
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もういやだ!もういやだったらもういやだ!来世に期待!と叫び寝る夜
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「しらんけどお前俺のこと好きやって?ごめんちょ待って ずっと好きでした」
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あたたかい言葉を冷蔵庫に入れて大事にしてた、あれ、期限切れ
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「さみしい」を誰も知らない星に住む いま唯一の友は「さみしい」
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全生徒部活に加入推進部vs元祖こたつで眠る部
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君の手にかかればゴミも剣になる 魔法はあるよ 絶対ある
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一度だけ吐かれた言葉は脳内で百繰り返し刺さって抜けない
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時の概念はない幼い指が神様みたいに針を進める
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「おいしい?」と訊かないでくれ「おいしい」の答えだけしか許さないひと
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1ホール食べるのが夢でした でも今は分けたいひとがいるのです
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ちゃむれども気づかぬ母の背を眺め腹が減りました手をちゃむちゃむ
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超ド級空前絶後
一般人
(
パンピー
)
だが良い棒探す君はカリスマ
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静謐な布団の中ですうすうと光るあの子が寝息を立てて
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どうせすぐ大人になるし今だけは「あう」しかいえない君を守らせて
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目に映るボタンをすべて押してゆく息子の情熱便座の冷たさ
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すぴすぴと寝息を空音 再三と見る寝床は空 まだ慣れないや
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薄青に淡く佇む太陽のよう白玉な子の頬に触れ
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ちいさくて丸くて白い君の手で掴むひきわり納豆地獄
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