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底尽きし米はどうやら五割高いつもの五㌔やけに重たく
21
似てきたと評判の彼 分かるけど顔認証は突破できない
9
泡沫に綴る縦文字さればこそ 「汝が意味を表すべし」と
5
痛みおし友の手にする舞扇いくとせ励むそを頼りに
13
軒先に十本余り吊るされる大根の白 夕焼け小焼け
19
佛頭焚かれ やかれもせずにをのをのがとらはるるは上手ならずや
11
まこと亡びとももふ歌たらざりしいきのこりとはわがことならば
8
母おらぬ父と二人の休日は
5つの息子肩で息する
7
山の端へけぬるかたへへ花霞たつけふをかぎりのいのちならまし
12
声の細部に感情と生命集い 虹色のドレミファソラシ
4
さればいにしへの戀はらからの今際の面散る昨日いきてしか
9
うたごころはや死にしかば現實の實ももたざるはなごろもかな
11
冬の海足をさらすに消ゆる身よ あらまほしきは君ならなくに
3
生き方を 変えた言葉も ここにある マンガも多き 僕の本棚
7
二連敗 と四連勝 そして今日 二十六年 ぶり日本一
4
元カレに新しいカレとカノジョができたのと泣く女に微笑む
8
足下
(
あしもと
)
に 幸せありて 気が付かず 空の上から いつか眺むる
19
諦めぬ事を学びし横浜の下剋上嬉し美酒に酔う夜
17
流氷の上に暮らして 冷たくて あたたかい海へひとり ながれ
5
ひさかたの湯船がうれし秋なれば
三十一
(
みそひと
)
ひねり長湯とならむ
16
ダイエーや西武の優勝懐かしとセール目当ての母が言ってた
6
もみじつた黄ばむ頃と云うけれど今年の秋のあしは遅くて
8
俺も弟も女房家族で手いっぱい いやそれはうそ眠りたいだけ
8
母さんよ娘を産めばよかったな 娘ならば優しかろうに
10
机上には、昨夜の雫が 寝転んでいる。 そこは私が 予約してた席…。
4
とりあえず太極拳で元気なる 母は八十七で団地で一人
12
母の遺体ホルマリンの風呂に浮く 見たくないぞ見たくないぞ
7
着飾るは、自虐が伴う。それがピアス。
霙
(
みぞれ
)
取り出し、暫し慰む。
8
何も無い誰もいなくていいじゃないかつて例なき 生築くのよ
5
泣きながらみそ汁作ったから偉い おまえは絶対ゆるしてやらない
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