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たい焼きを腹から食べる人だって最後に知れてよかった さよなら
6
ガラスの靴を何度も落としてみたけれどいつまで経っても王子は来ない
4
隕石がおちて滅びゆく恐竜たち他人事だとは思えなかった
4
恐竜たち戦いの末
斃
(
たお
)
れゆくあの眼を知ってる 愛犬の、あの
6
病院の待合室で意味もなくスマホの画面を見てるふりする
5
人見知りでさむがりやさんの「しろくま」に似ているらしいおれは人間
3
雪の畑南に歩く梅の花徒歩十分に春は来ていた
5
九回裏ツーアウト満塁逆転ホームランなしで生きてく
4
行き暮れて知らぬ山路に惑ふとも霞の奥の花を尋ねむ
4
毎日の登下校での相棒は ファンタジーへの案内役
2
800円払った自分へ言い聞かすこのコーヒーは美味い美味いと
8
嫌いです しれっと生きる 私たち 今もどこかで 紛争あれど
4
「未返却図書があります」身にないな 返した覚えもなくした覚えも
7
さようなら閉じた瞼の境界に紫色の闇は遠退く
2
無常なることを説きたるみほとけの前でしばらく桜咲きたり
6
青春を共に遊んだ僕たちの春は今でも青いままだよ
4
初恋を今でもたまに思い出す叶わぬ恋が「初恋」だろう
2
われわれはこの世の中に書き出され硬化してゆくインクのシミで
2
十センチ切った長さを伝えれば困った目の奥 笑ってほしいのに
3
毎年のことなのに忘れてしまう早めのアレジオンが吉だと
3
無印の店員さんと思われるのを防ぐため小脇にバナナ
5
「黙れブス」頭のノイズに吐き捨てて、頼れる足腰そだてて参れ
1
鳥になり世界の春を俯瞰して 誰かの流す涙愛した
4
来し方も行く末もただ桜にて慣れし山路に惑ひぬるかな
1
桜塗り「もっとピンクに」正されて図画工作をきらいになった
7
新しい朝がきた希望の朝だ 昨日絶望したから言える
4
文庫本に挟んで忘れられている栞みたいな人でありたい
3
五七五七七の句をドラム譜の八分音符に乗せて味わう
2
夜を編む神の気まぐれひとときの夕焼け空を仰ぐ人の子
8
ああいえば こういう人が 偶にいて 私は反論 されるのが怖い
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