我が母校　後輩の柄落ちにけり　情けなく思ふ　秋風の中
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地下鉄のエレベーターで地上へと地底人が侵略にくる
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瞬きの目を開けたときに見える世界少し時間が進んでいる絵
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昨日から　戦っていて　血は朱くてと言うことは甘えか
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さみしくて　広がった空見上げれば羊の雲の何食わぬ顔
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違う　違うの私の所為だ　小指の先から流れ落ちる血
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光とはどんな感じか満月の表面イヤホンジャックを探る
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満員の地下鉄を降り満員の信号待ちの日陰に入る
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文字持たぬ民ゆえ言葉残すため　編み出したのが三十一文字よ
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揚子江　追われ　籾持ち船出して　たどり着きしは秋津洲なり
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寒冷期　飢えし黄河に襲われて　揚子江人各地に散りぬ
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まだ温い布団の端に手をやった　あなたがいたと言えたらいいな
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蠅一匹同乗させる「焦ってもしょうがないでしょ」もみ手で言われ
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妻作る予行練習たまご焼き　下の子と食べ明日は早起き
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異空間　美しい国安倍教の教祖か神に祀り上げられ
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ヒトの作る行列は往々にしてアリほどの合理性も持たない
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名残惜しそうに夏が教室を静かに暖め六限の罠
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あのキャラはち〇こついてる？ついてない？　秋の夜長の珍〇問答
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解剖台　ミシンと傘が嗤ってる　日本のシュール　リングと花束
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親しくはしてない君が辞めた朝いつもと違う色の教室
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ハトポッポ　癒しがほしいかホレやるぞ　みんなで仲良く「癒されるなあ」
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追悼の調べが咲いたかは疑問ただいえるのは花屋満開
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好きな物いきなり食べる下の子は　最後の一口兄を待ち食べ
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お約束　気持ちは分かる長男は好きな食べ物大事に最後
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気がつけば家のあちこちモンスター　クリスマスより小物ばかりだ
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大衆は死者に鞭打つこと嫌うそして忘れるやったもん勝ち
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プリントはB4B5A4と　どれか一つに揃えて欲しい
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ひと月で溜まりに溜まったプリントに穴開け紐を通す秋の夜
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縁無しの眼鏡を拭いて火を点けて　灰を地面に捨て続けている
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商談日ミスって泣いた夢をみた　悪い流れはあいつに任せ
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