天も身も地続きなのに暦だけ区切られ、六月 乾きを引き摺る
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曖昧な言い方されてもどかしく令和だけれど心は昭和
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立ち枯れの枝葉に芽吹く翠翅諸声染みて夏かさね着る
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家の前紙飛行機を飛ばす君ささやかな一時夏の1ページ
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ねこのまゆげ かわいいだけじゃないんだよ めをまもったり だいじなやくわり
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爽やかなハーブの入ったマスタード 夏の朝パン 相応しきかな(フランスパンとウインナー)
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手で書いた「排水禁止」に色を塗るこんな事でも少し楽しい /排水菅更新工事
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理想を押し付けたりとかしないから ほら笑ってよ 私のために
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寝る前の 千夜一夜を 過ごしたい 枕元置く 夢物語
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「暑くても食べらさるしょ」の祖父の字と富良野メロンのあたたかき涼
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新年を迎えていないカレンダー。 友が笑って光る紫陽花。
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なにゆえに歌わざりけり反核を広島グリーの青春の殻 / 男声合唱団と広島を思う
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窓開けた瞬間熱々蝉シャワー浴びてたちまち夏にびしょ濡れ
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お祈りメール 合わせられた手に中指
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生活が重なる瞬間 音だけの花火に足をとめる人々
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「胃の中に、緋色の蛙飼ってます」「俺の哀しみ、呑み込んでくれ」
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行き違う 二人の心 重なりて 闇夜を包む 夏の星雲
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水風船/見張り番 おれたちだけがスーツを着て 夏の暑さを待ち構える
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人生は戦いと言えばそう生きて 美しいと言えばそう生きていく
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シャワーでも酒でも洗い流せない冷めた衝動溜まる空っぽ
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わたくしを毎回泣かす玉ねぎを戦闘モードでみじん切りする/題『切』
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この手紙最後だとしてもまた食べてしまうのだろう黒ヤギさんは/題『だとしても』
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リテラシーぶっコロしゾーン Twitter 心の戸締まり 心掛けよう
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プーチンと信長の何が違うの と開き直る人々がいずれ出てくる
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ホモ・サピエンスは天下布武の道を通らずに 民族自決主義を超越できるか
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白百合が かみなり雲を 貫いて 盆へと続く 目に見えぬ道
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ミスもなく できていた事 なんで今 大舞台には やはり魔物が
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夕されば野沢の葦に飛ぶ蛍燃えておもひを誰に告ぐらむ
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文月の行くを妬みて吠える雨 雨戸たたきしわれは身構え
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松風の声はにはかに高砂の尾上を過ぐる夕立の雲
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