きらきらと目輝かや笑う声幼き二人跳ねて転げる
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月曜日 なんで、こんなに眠いのか、 脳と身体の、奏でる不協和音
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電車にて眠る人らの大方は異性の方に首が傾く
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酒を飲み音楽を聞く 青春の日々は過ぎ去ったが思い出は浮かぶ
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電話より少し震へる音聞こゆガンになりしと友人の声
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天井のクモが蠅を待つように私も何かを待つ床に転がりながら
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うなぎ食ふ年に一度の日なりけり酒を飲みつつ一時間まつ
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あずきバー 200本消費した夫つまよ まだまだ夏は これからなのだが
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風吹けば、先人達の足音に、我、この世の中を、如何に生きらん
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じゃがいもが送られ山になっている そこにあるのは父からの愛
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Sombedody声にならない言葉でも伝えてほしいあなたの歌で
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🏃‍♂️紫陽花満開めでながら、円覚〜東慶〜浄明寺、⛰源氏山〜佐助隧道〜御成スタバで☕️ほっ❣️👍
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間違いも、失敗だって、みな通る、 気持ちひとつで、一歩踏み出せ、 何かが、きっと見えるはずだよ
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感情に任せて生きる人々の、後ろにあるのは、大きな不安
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今朝の雲、薄く広がり、青に溶け、日差し和らぐ、爽やかな時間
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新たしき門出 ことほ手握たにぎりて さきくあれよと米をみせり
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🏃‍♂️トレランもアキレス腱炎では、走られぬ、投句でまずは、イメトレか⁉️
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諦める速度に世界が追いついて来ない確信でなんとか生きてる
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カフェインの錠剤を買う四十錠たすけるならば今だぞ世界
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物言えぬ わが猫の瞳の愛らしさ たとえ頭突きは 痛かりしとも
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午前2時 オナカスイタと 母起こす ねこを抱きしめ まだだよお待ちと
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生きるのがハチャメチャに辛くなってきた知らない駅で降りてしまいたい
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夏目だと どれが好き とか花の色 どうしてもっと話せなかった?
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わずらわしい生きることのなにもかもが天変地異でも起こればいいさ
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チューリングテスト合格してやっとニンゲンとして生まれるのです
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歌えない。誰かのための歌なんか 少女はひとり 膝を抱えて
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神様に喧嘩売るとは君らしい だからこそ君を殺さなくちゃね
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愛されるひとがただただ妬ましく 炭素を紙に撫でつける 夜
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煙る空 地面しめらす ぬるい雨 傘を持たない 私をつつむ
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あぁさみしい さみしいと泣くその代わり マグマのように沸きだす短歌
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