梅雨明けだ 蝉よ鳴け鳴け一斉に この耳鳴りを打ち消してくれ
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はじまりはこの手の中に采はあり 振ればその目を信じもきれず
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梅雨らしく無かった今年の梅雨が明く覚悟召しませあぁ猛暑かな
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向日葵の膨らむ蕾が炎天に 拳を挙げる夏が始まる
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セキレイが 道端歩く 朝八時 空翔ける身で 何を思うか
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朝起きて すぐに想う君の夏 君は私じゃないのが悔しい
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始まった今年の夏の一ページ 雨上がりの朝耳を突く蝉
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徳つむは来世のためかと友笑い 叶わなかった願いに蓋する
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スマホ越し君の声を聞きながら見上げた月とは目を合わせない
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叫べども届かぬ声を枯らしゆく 呼んでもいい名を教えてください
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さびしさに身も世もなくて抱きしめた肩吹きすさぶ風になぶられ
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幸せは時代遅れの鋳型だと 気づいたから片身もがれても
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今朝のいろ あおのひかりと蝉のこえ 梅雨もあけたか 寝起きの耳に
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少しだけ靴擦れをした踵(かかと)から「頑張ってるね」と声が聞こえる/題『から』
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生き方を教えてほしい間引かれる方の双葉はもう嫌なんだ/付句『生き方を教えてほしい』
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僕じゃない誰かのことを願ってるあかるく光る君の短冊/題『願い(テーマ詠)』
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胸にいる好奇心の鳥たちの飛びたい空を探す鳴き声/題『空』
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あるかなし醸し出されてくるまでをただ待っている明日はやろう
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車窓から遠くの花火見え隠れ 音もなく咲き音もなく消え
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凍った山道に淀む様にたまる車 雪はとどまる事を知らず
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なんとなく梅雨明けかな、蒸し蒸しあつく、じとりと汗が
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身重の方、座らせないとね、お腹重たいし元気に動いてるんだろうなぁ
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ゴザ敷きて 童女ら飽きず ままごとす けや木の木陰 昭和の夏の日
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轟々と空気を切り裂き◯◯へ進むよ、いつまでも
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人生は長かったか短かったか、人それぞれ、うたかたの詩(うた)の如しか
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久々の始発は、🈵次の次の駅かな座れるの☺️
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孫9キロ命は重たかったが、嬉しいのと腰痛、次の世代に感動
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連れて行くカルトな映画退屈か隣りあの娘のシート首で舟漕ぐ
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ツラいなら楽にしてなと言ってから ツラくない日がなくなりました
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食い逃げのプロと呼ばれしこの俺もホテルオークラ敷居が高し/続・食い逃げ③
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