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贅沢をするたび心の奥底は 質素な
両親
(
おや
)
に味合わせたかったと思う
6
入院の静謐の朝おもひだす納品先の白い食堂
7
時間
(
とき
)
経
(
た
)
てば薄れていくと思ってた 日に日に
貴方
(
きみ
)
の影は濃くなり
21
割
(
わ
)
れるたび洗濯ばさみを付けるから ピンチハンガーぽつぽつと青
25
いろいろと相談されて問い返す風街ろまん流れる店で
4
望月の夜に同じ月見上げたし 眼鏡を新調しても雨かな>光る君・今夜の月が望月
8
小春日はたまにあるからありがたし ここまで続くとなまぬるビール
15
ユニクロさん 我に殺生な事を云ふ 「新しいヒートテックに 着替えませんか?」(暑がり!まだエアリズム着てる!(笑))
9
友くれた お土産・プレゼント・お土産たち パズルのやうに(デカ)紙袋に詰め
11
地を離れ友と疎遠になりつあり仕方ないわと豆腐を崩す
33
あれは母かもめとなりて飛ぶ海の緑の深さ深い霜月
30
いにしえの 私の写真 色鮮やか ヘビロテ
T
シャツ
15
年前
14
いよいよだ、 鬼の住みかに初陣じゃ 喰われるだろが 鬼になりたい
11
ショートボブ揺らして話す君の腕気づいていたよ透ける傷あと
25
ほんのりと汗ばむ額 泣きじやくる子をなぐさめてねむらしむれば
6
兄の妻 我驚し その方は 母が裂きたる 元部下なりと
6
土曜日は日経と決め茶店へと 穂村弘の選歌ファースト
5
初雪の便り遅れるおらが村 小屋に寝せたる板ぞ悲しき
8
金風が ジブリパークの木々渡る サツキを見たり ドンドコ森で
20
僕たちのトロイメライの正体が 青い夏風邪に暈されている
7
夕暮れの秋空高く澄み渡り 去り往く碧が心を拐う
8
雨の名残り
滲
(
にじ
)
める空のさざ波によどむ空気を
鴉声
(
あせい
)
引き裂く
12
アスファルト 濡れた匂いが 好きと言う 傘さす貴方 思い返して
9
ラ・フランス食べ頃だと言う家族には 病の我もようなしらしく
8
「ミギ 、ひだり」の号令違うスタッフにキョトンの笑い小春のリハジム
15
眠れずに過ごす夜長で冷えきった 鼓膜揺さぶる寺の
暁鐘
(
ぎょうしょう
)
17
霜月の 凍てつく夜に満月が
青白
(
あお
)
き光が 夜の静寂に
18
ことごとく「利口な電話」に依存せし人類の果てはスマホ脳なり
4
たわわ成、柿の実紅き、孫の頬 寒き外より帰り来たりし。
5
タヌ猫の「ぷすぷす」寝息が聞こえてる 暗くて姿は見えぬが 和み
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