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温かな 陽射し浴びせし 春の日に 空見上げれば 雲過ぎるかな
8
タンスの上 ねこたち・ならんで「はいポーズ」 おひニャ様かな 御利益あるかな
21
雛飾り私に振られた役割は 赤いお顔の左大臣(酒呑み)
21
どす黒くざらりと粗い喉越しの憎しみに似た何かをごくり
10
桃の日に笑って写真撮る姿こんな日常続きますよに
13
里からの玉ねぎ吊るす部屋ありて母の思いが窓いっぱいに
14
電線で震うカラスに同情す 傘を忘れて 濡れそぼる春
16
真っ白な君を頼りに咲き乱る
灰雪
(
はいゆき
)
まばらに憧憬を付す
6
ポッカリと我の心にあいた穴 春風吹き抜け淋しさ
募
(
つの
)
る
34
淋しさの居場所は今しがた降る誰もが感じる雪の儚さ
9
君の名が ついたお節句 ひな祭り 昔の写真 何度も眺め
16
我が輩は棒鱈よりもカスベよし
五十集屋
(
いさばや
)
なければ何処で
購
(
かう
)
らん
12
聞いたこと まとめてみたら ニュアンスが 言葉と文字の ふしぎな違い
7
雨音が止んだとカーテン開けたなら窓の外にはなごり雪降り
19
過去帳に今も仲良く並んでる祖母の命日祖父の翌日
20
祖母の「好き」可愛いものとおじいちゃん 祖母の命日三月三日
14
磨かれし息子を支えた靴の減りそろそろしおどきお疲れ様よ
23
一国の大統領を挑発しテレビに晒すホワイトハウス
19
暖房を頼るほどではないけれど寒さが残る弥生のはじめ
9
笑顔見て心温かくなれること敬宮様に教えられし春
16
冴返
(
さえかえ
)
る 三月迎え 早三日 新芽も花も 雨に冷やされ/冴返る=寒さの戻る春
23
酢飯なら食べれるかもねと ひなちらし チラシ眺むる(ねこ母が)作るとショボい
12
焦っても仕方がないか ゆるく行こ 自分のペースで 一歩ずつでも
19
昨日一昨日 1℃下げたるエアコンを 今日は戻せり ねこも寒いね
14
スズメさん雨宿りにきたベランダを ねこ とびおきてガン見している
15
帷降り 風に抱かれた 月の下 荒れた世界で ただ我独り
12
寒椿 積もる白雪 美しけれど 寂しさ勝る 如月のこと
13
もったいないこんなに
温
(
ぬく
)
い今日よりも買い出しの眼は
明日
(
あした
)
の
寒雨
(
かんう
)
16
足跡が梅の花弁に似ていると 白い仔猫に「うめ」と名付ける
16
秋冬の愛し人去り泣きうるも春が始まり桜ほころぶ
10
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