ねぇ君と食べたあの日のクレープの重たさだけが手の中にいる
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タカトシのタカが着ているライオンちゃん キティちゃんより好きかもしれない
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夕飯は私の好きなものばかり受験前夜の母の励まし/題『前』
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オリオンがこんな時間に高くいて春はもうすぐ春はもうすぐ/題『春』
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腰痛の妻に付き添う通院の帰り路(じ)付き添い交代になり
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ストーブと 涙で揺れる 卒業生  夢のひととき まだ冷める(覚める)なよ
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寒空に丸まる君の背中には 春の日向が隠されている
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「ゆ」の文字が 50の中で 1番好き 君の一文字 心を泳ぐ
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しんどくて誰にも言えぬと言うのなら 鬱々短歌わりといいのに
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黒豆茶花粉症にもいいらしいいや効いているそう思い込む
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「おはよう」で昨夜のケンカを強制終了します修理はしない
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街と海つなぐ七色(なないろ)のアーチかな 小雨の神戸 青空に虹
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啓蟄を知りて出でくる虫らしい夫はすかさずテイッシュでギュッ
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ひさかたに君の消息聞く午後は少しの道も遠廻りせん
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寒くって春がきたとは思えない春の花粉は鼻にきている
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切れかけた街灯の下またたいている十五年分の感情
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きのこ傘雨に弾かれ艶を増す誰も知らない朝のはじまり
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石突を見つめて傘をきつく巻く 絞めたい首でもあるのだろうか
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彼(か)の想い重く重く 地の底までと重く想いし
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いつ見ても片方だけで落ちている手袋迷子の仔猫のように
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ママちがう ショベルとブルを間違えて 謝罪するまで説教続く
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孤に徹すあまりの酷に過ぎ来たる過去も甘やかな感傷もなし
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柔軟さ失い老いの加速する義母を案ずる日々始まりぬ
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卒業を目の前にして気づく幸せ ぽろりと落ちた涙は後悔の味
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二分咲きの寒梅揺れて偕楽園 我らの梅は酒で飲もうぞ
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春は後退(あとずさ)りし 窓濡らす寒夜(かんや) 冷雨(れいう)止む日 待ち侘びる弥生
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だんだんと大人になっていくのかな まだまだ小さい君でいてほしい
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おはようと声かけられて照れ笑い 家では見せない君のよそゆき
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夢叶い リフォーム終えた 友の家 二十五年の 月日を語り
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お疲れた母を横目に 当のねこ 安静にせず飛び回りたり(苦笑)>タカコ様ありがとうございます😸
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