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おにぎりよ 不登校経て行く
修学旅行
(
旅
)
を 私の代わりに見守っていてね
16
湯西川平家の武者の隠れ家は辿るに難儀の細き道つづく
4
東京には本当の空が無いと言う留まり知らぬ大気の汚染
5
旅の宿しとねに座り書きつける今日の見聞きを三十一文字に
7
東雲に奈良の山々際立ちて 空は薄紅 霜月の朝
13
戯れ歌に黒人奴隷ありきその豚より易き一ポンドの労働契約
3
諧謔と深刻の差も知らぬまま浅き酔ひに酔ひてを
歿日
(
いりひ
)
2
老いた躯
(
く
)
の フワフワな毛を 撫でている 白んだ眼
(
まなこ
)
置いてかないで
7
突き詰めれば私は分子と原子からできているのだ アンパン食べたい
5
資本てふ怪物サトゥルヌスに肖てみどりご喰らふ扁桃花もろとも
2
無骨な手 形の良い耳 丸いケツ 背中のくぼみ、 貴方が好きだ
4
冷蔵庫 ドアポケットに 貯まってく あなたに貰った 飲み物たちよ
6
密室劇。誰が争ひ誰が撃たれたかなきがらの兵卒三つほどかさなりぬ
3
民族的忘却の末
(
四月尽のハロウィン。
)
ヴァルプルギスが衣装ぺらぺらの化学繊維の合皮
4
湿気た朝に饐えたゴミ袋が固まって 天に召されるのを待っている
4
のどいたい さむけもしてる かったるい にがつにかった かっこんとう効け
12
こうじつは なんでもいいの じんせいに あんなひこんなひ おもいできざむ /こころのあるばむ
9
九時ニュース キー局 国営 なんかより ひるのワイドが ふかくて多様
6
満月の見下ろす夜更け 足元を走るネズミを眺める男
6
皿の上載せた哀れな醤油味の魚の目玉を舌で転がす
3
まあ結局、知らない人だ。墓石に薄く残った祖父の祖父など。
11
三日ならさまになるけど当日の記憶も保たず日記は買わぬ
13
カレンダー数年おんなじ猫がいた今年の百均新猫登場
10
注射した腕ではなくて指のほうぴりぴり痛む抗議のように
7
猫はみな喋りたそうに振り返る私の心見透かすように
15
iPhoneがFor Youと押しつけてくる幸せだった頃の僕たち
5
ハロウィンの 次はクリスマス 除夜の鐘に 初詣の国 節操のなさ
6
ハロウィンに浮かれる輩わが国の新嘗祭で感謝を示そ
9
君想ひ 眠れぬ夜に 恋を詠む 心騒いで さらに眠れず
7
大半を離れて暮らす母娘なり親となりて五十年目が迫りくる
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