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眠れぬ夜隙間から来るトラウマを半分にしてぬいぐるみにする
9
また裏目 裏目、裏目、裏ばかり このうらをおもてにする人生
8
あの喧嘩が笑い話になったから僕らふたりは過去になった
15
シーズンが 始まる前も 変わらずに 野球の話題 そして球春
8
潮風と 石油の匂いが 吹く波止場 午の港は 帰郷の様相
13
夢の跡 見たさに眠る朝7時 このまま死ねたらしあわせなのに
7
春の陽に背中を押されさよならを告げた私にもう迷いはない
22
あの頃の自分にさよなら告げようと覚悟を決めた春の日の午後
20
暗闇の中で煌めくシャンデリア五色をうそぶく悪魔の手招き
12
花束は時の流れを閉じ込めて夕暮れの空にそっと咲き誇る
14
静かに日々を彩る花束をそっと抱きしめ愛おしさ知る
11
頬染めて夕日に溶ける花束よ明日はきっと、違う花束
13
晴れ空が沈んだ心照らしかけ激しい風が憂いを飛ばす
10
昨日
(
きぞ
)
の嘘すぐに上書きしたくなり人差し指が✕を押してる
23
日曜に雪が降るかという予報慣れぬ吾らは心せく日々
8
えっコンソメ 半個足したい時とかない? そんな時
鶏ガラ
(
ガラスープ
)
突っ込みません??(笑)(ねこ母は普通にやる‥w)
7
二分割 いつかその日がくるとして ぼくの名前も置いていくのか
5
君に似た野菜を焼いてしわしわに萎えてく俺も俺の心も
8
ファミレスの表に書かれた珍しいあなたの苗字と数字の二
8
珍しく飯でも行かね?なんて君私の腕の傷には触れず
11
陽光の明るさ透かすその先にぽつねんと立つ長身の君
11
靴を履き靴を履き替え靴を脱ぎ靴を履いてはまた靴を脱ぐ
6
靴は革が化けてるもんで革靴はだったら頭痛が痛いみたいや
8
靴箱に見慣れない箱 物心さえないころの私のおくつ
8
空っぽな私と君で空っぽを一緒に埋める旅に出ようよ
10
子育ての その折々に 余裕なく 必死に過ごした 日々懐かしく
25
もふもふの
愛犬
(
いぬ
)
の形の空洞を抱えて生きる ささ身を供える
16
鶏ガラとコンソメ混ぜちゃダメなんて誰が言ったの いいじゃん別に!
6
天国へ帰る準備なのかもね 認知症も小さな背中も
10
寝静まりカップ焼きそば一人食う卓に秘密の飛行物体
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