残りあと 少しの選手生命いのち 滾らせて 閃光のよう 輝き消える
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上目指し 身体がガタガタ音たてる まだこれからよ 徒花あだばなの春
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もう一度 君に巡り逢えるなら 必ず伝える 「結婚しよう」と /2周目
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花冷えに君の手を引き駅に行く告げる言葉も見つけられずに
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僕以外抜けた高2のクラスLINE 二度と既読が付かぬ吹き出し
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優しげに僕を撫でる手のひらが花と散りゆく夜明けの寝台
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さようなら あちらこちらで こんにちは 別れの季節 出会いの季節
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アイデアと といてお風呂ととくのです そのこころはどちらもわきま、あ。
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死ぬ事は難しかった何故ならば「迷惑かけず」の厳しい条件
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責めることそれは容易い。責められて追い詰められて生き難いもの
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欲しいものネットサーフィンしてまでも見つけられないだからもういい
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好き? うん、そうだよって 言い切れるよ 会えなくなってからじゃ 遅いけれどね
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千葉県の 名産品で なんだっけ 名前が出ない それ落花生
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大切な何か失くしてそれにすら気付けてなくて雲のない空
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初めての 駅で降りた それなのに 時間が無くて 散歩すら出来ず
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永遠じゃないからこそ 君は美しい でもこれはきっと僕のエゴ
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春待ちの列車に揺られ僕たちは 良い日、悪い日、行ったり来たり
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明滅はつぶれた蛍光灯に似て ほら遠くから雷鳴が来る
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どうせなら全部あげるね 憎しみを、愛を、破滅を、私の世界を
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ねこおやつ 星型カリカリに願うのは やんちゃでもいい 健やかであれ
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友達は大人に向けて進み出す 先に行かせて靴紐を結う
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象限を分かつ分布の谷底に息づいているひとが見えるか
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今日は、t町でへべれけ🥴電車また、🈵、s川で座れ寝て帰ります。
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朝霞あさがすみ 春日はるひの風をいざなひて にほへる花は八重やへの山吹
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思い出に手を伸ばしながら一歩ずつ後ずさるような人生でした
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もや流せ涙色した桜雨日本の谷戸に春の訪る
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風のそ 吾が手き 志摩わたり 夢のうちにも波のまにまに
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こんな夜は 大好きだった 「孝蔵」の 「春雨♪」を聴き 眠りに落ちる
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すぐとなり あなたの体温 感じたい ないものねだり 別れた今も
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まばゆさに目を焼かれても君といるいつか過ぎゆく春の光よ
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