春が来て夏が来たあと秋が来て 冬が来たあと春が来て死ぬ
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熱が出て寒気きたあと咳が出て トイレに起きて小指ぶつける
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真夜中の整備の途中夢を見る キミだけが乗るメリーゴーランド
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始発は、半分は仮眠中、半分は今日の業務の段取思考中か?
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誤差の範囲だと処理して改善し不安が消えたやっと古希だな
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初めての一人で乗れた自転車に 揺れるピンクの小花の模様
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始発🚃今日は🈵、隣りの車両で、空きみつけ座詠みでgood morning❣️
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しごとって、今日は楽できるかな?他みんなテレワークで、緊急対応おおわらわ😅
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うたかたは、平安時代へタイムトリップ、みやびな趣味で素敵
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補助輪を外して少女 風になり 小さき自転車どこまでも行く
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おっちゃんの遺影の笑顔動かずも 読経の声の遠くに流る
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画像からテキストデータを抽出するグーグルキープはありがたきかな
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眠れなくなると言われているけども白光の板に縋る他無し
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いつまでも寝れぬ夜に悩まされだし巻き玉子に包まれながら
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空撮りで風が光って写った窓は開けてて目でも見えんかった
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寒いとき 猫からすれば 我はただ だんを取るため 湯たんぽがわり
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バブルって髪がシャガールだったんだ。ちょっと惜しいなそれはソバージュ
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手間なしで食べられる物詰め込んだレジ袋提げ息子の母の日
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君の手の触り心地を忘れないうちに会いたい。今はそれだけ。
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新月に 波を乱さる宵ラジオ 声もこごえし ビリー オネスティ
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歩けない それでも歩くその人がひどく明るくまぶしく見えた
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ルラルラと歌って歩くこの夜もいつか私の真夜中の夢
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夜散歩 聞こえる気がする青信号 見えない車 宵の静寂
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落ちていく空投げ出されても笑う 両手つなげて逝くわたしたち
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痛みより傷跡の具合気にしてる あんなに未来捨てていたのに
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雲高く 積むほど夏に なってゆく ただ寂しくて 独りの夏が
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耳遠きことば繰りたるさかしらを笑ひたまふなをしへたまはね
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三十一文字のくびき我らの手にわたり吃音の文学となり
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キミにもらった香水をつけて寝るむなしくなると分かってるけど
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子を愛さぬ親など居らぬといふ では彼らは何であったのですか
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