Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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雨音の調べを聴きに窓を開け無数の拍手と気づき逃げ出す【ホラー短歌】
6
薫衣草
(
ラベンダー
)
重ねる
外套
(
コート
)
むらさきの絞りが揺れる夏のはじまり
9
許せぬと忘れずにいた数年を捨てて知るのは忘却の強さ
6
簡単に捨てそうになる身を抱え魂だけですり減って逝く
6
通常の僕じゃ居られぬ恋なんて捨てて身軽な一人で踊る夜
4
朝露のごとく零れる涙拭きなんてことない顔で出社す
10
踊らにゃ損損を承知で踊らされ後で袈裟斬り我がお人好し
2
食いしばる歯の苦しさで起き出して 夢の苦労を浮世に引き摺る
5
夜に溶け形をわすれ名を失くし運が良ければ朝には帰る
15
すみません母の日私は不参加で お願いします、あ、来月も
3
脳内のお花畑を日々育て いつか行きたいスイスの野原
18
どこまでも広がる空へ連れてって 風に聞いても答えは袖に
4
我ひとり温めるための紅茶淹れ ため息ついて孤独を嘆く
13
詠もうとも浮かぶもの無く虚しさがつのってできた夕闇の黒
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木漏れ日の流れる川の咲く花の 命にひれ伏す我は人なり
15
気づいておりましたか我が肉体よ私が恋をしない人種ということ
9
暗い波夜光虫共踊る海 銀河と双子の
宙
(
ひろ
)
いスペース
8
肌寒い曇り空でもああ楽し きみと一緒に話せてるから
8
親切が今日はできない謎が解け、体調不良の存在を知る
13
真夏日に肩を叩かれ振り返り春の背中を見送る夕べ
15
戦争の足音がする日々増して 止められるのは私とあなたと?
13
風邪の夢。逝ったおまえの毛並み撫で一緒に歩いて起きて泣く朝
8
花も散り暑さが寄せる今はいつ 春と夏とのあいだの虚無期
10
朝夕に飯を求める野良猫のために生きてる健康的に
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飛来する星と私をとりかえて墜落したいすべて爆発
4
触れ合った袖も指も言葉も己だけの激情と知り破り捨てるレシートと恋心
8
ひとことで僕を殺せる君の威力 好きと嫌いを間違えないでね
4
葬れるものならとっくにやっている 夢も希望もその片想いも
1
出演の依頼も許可も出してない 君が夢に出て泣いてる朝四時
1
ズタズタの心に塗られた塩を取りお前の致命傷に送る
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