Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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べつにいい「いいね!」がゼロでも僕は詠む 僕だけのうた、僕の宇宙で
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しゃらくさいなにがサラダ記念日だなんでもかんでも祝いやがって
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海の中山でもいいやどこへでも行くわひとりになれるとこなら
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夜に喰う抹茶アイスで気休める安い幸せ私の身の程
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ふと気づき詠みたいことなどないくせに筆を執っては不毛な短歌
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妖精のようにあなたは意にも介さずにすぐに私を忘れていった
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惑星を落とし拾って縫い留めてシャツのボタンを直してました
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そこな君訳しておくれこの涙なんでどうして流れてるのか
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深夜二時コンビニ前で座り込む側のヒトにはなれぬこの身は
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もう誰も読まなくなった僕の歌 詠んで呼んではひとりで散らす
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うまい棒食べたら舌に残る味 幼き頃の記憶の残滓
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やっとこさ髪を染めたぜ碧色に 今日から私が海の洞窟
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夕まぐれこのまま一緒に終わってと自分の命を預けています
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真夜中の暗さが至極丁度良い自分の顔を見ずに済むから
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自分へのご褒美なんて馬鹿馬鹿しい この手で撫でて何が楽しい?
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遺言は残していかない おまえらは何も分からず苦しめばいい
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慰めの追いつくことなき我が人生 ひとり泣いては気休めている
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うつくしいものだけずっと見ていたい だから鏡を叩き割らなきゃ
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指先に残る苺の残り香で満足している君がおかしい
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亡き
犬
(
とも
)
よ春がこれからやってくる、きみ無しで往く桜並木に
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仕事終え缶を煽ったベランダでいま死ねたらとしあわせを詠む
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毎日が充実してればしてるほどつまらない歌ばかりが出来る
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爪を切り幼くなった指先で 起こすプルタブ麦酒は苦い
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もう残り二ミリのリップクリームで 過ぎた月日をうるおしてきた
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一晩中唸って書いたラブレター 白ヤギさんたら読まずに食べた
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この
闇
(
病
)
はきっと単なる洞窟だ、たどり着くさき宝はあるさ
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生き延びた今も希死したあの時も変わらず美味しいあなたのごはん
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十月の下弦の月が笑う頃バスに揺られてどこ往く我ら
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僕たちに巣食った働きすぎの病 未知の病魔に治療さる皮肉
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雨の日にじっくり淹れたミルクティー なぜか気分は素敵な魔女さん
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