Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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見上げれば真ん丸手前の月があり いつも欠けてる僕とおんなじ
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何もかも綺麗に見える秋が来た きっとそのあと枯れて逝くから
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いまのうち隠しておこう哀しみは夜の暗がりブラックホール
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歩くほど遠く感じる「あの場所」は本当は無い理想の死に場
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雨を待ち晴れを待ってはいつまでも君に会いたい理由を探す
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借りものの晴れ間が過ぎ去り残るのは湿ったにおいの淋しい夕日
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淋しさの成分をよく調べたら もとはあなたといた日々だった
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夜長にて誰にも触れない歌を詠み空に撒いては星を増やした
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張り切った晩夏の息の音止めるため 秋が霧雨引き連れてきた
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夏空を急速冷凍しておいて冬までしまっておきたい残暑
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虚しくも雨のそぼ降る文月の終わりを迎え幕を引く夏
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カミナリに閉ざされたのと言い訳し冷房きいた部屋でごろごろ
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八月のげにうつくしき音がする 晴れ間の隙を駆ける涼風
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窓際で途切れ途切れの声させる蝉の末期を聞き届ける夕
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明日なぞないさ答えも今どきの若者の目に見えると思うか?
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生と死の往復をして過ごす夏 今年もバテて始末できずに
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だいなしにしようよ全部壊してさ クソ人生の最後くらいは
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虫の声随分小さくなったのはエアコンの歌を選んだからさ
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枯れてゆく夏にそのままついてって秋でもなんでもない場所へ往く
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朝顔やいまどんな夢をみているの 明日になったら教えておくれ
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眠れずに不安を煮詰めてみたけれど美味いコンポートにゃできそうもない
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踊りましょう行方知れずのこの星で 命をおしゃかにタップダンスを
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べつにいい「いいね!」がゼロでも僕は詠む 僕だけのうた、僕の宇宙で
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しゃらくさいなにがサラダ記念日だなんでもかんでも祝いやがって
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海の中山でもいいやどこへでも行くわひとりになれるとこなら
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夜に喰う抹茶アイスで気休める安い幸せ私の身の程
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ふと気づき詠みたいことなどないくせに筆を執っては不毛な短歌
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妖精のようにあなたは意にも介さずにすぐに私を忘れていった
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惑星を落とし拾って縫い留めてシャツのボタンを直してました
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そこな君訳しておくれこの涙なんでどうして流れてるのか
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