Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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帰り道目が合うだけで赤くなるそんな初心さに帰れやしないか
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熱中症チュウする人もおらなんだ初めてでもないくちびる乾き
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駄々こねりゃ仕方ないなとにやけてる君を好きになってよかった
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海面に浮かび上がった大クラゲ ひかり振りまく月のお出まし
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指先でつまめる程の巻貝を集めて聞くは海原の声
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今日未明心に靄が立てこもり以前現場は膠着しています
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なにひとつ思いつかない時にこそなぜか詠みたい短歌の欲求
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ハンバーグカレーステーキナポリタン 全人類の栄養剤也
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また雨とヒトがうつむくその先で腕を広げる蕗は嬉しげ
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他人には言えない汚い感情も短歌にすればなんだか綺麗
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みんみいん泣けど泣けども万緑の青さに呑まれ消ゆ蝉時雨
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ざぱざぱと流れる川のせせらぎとはしゃぐあなたで完璧な夏
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ひとりきり部屋にこもって閉ざしてる身体はあれど心は迷子
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右目からこぼれた涙の淡い粒 指で救って抱きしめた君
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鼻歌でうきうきマフィンをこしらえて一人で食べちゃうこれがぜいたく
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僕にだけ何でも話してと言うから言った本音で去りゆく野郎
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凍らせたスポドリ振って即席のシャーベット作る道行く少年
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雨のちの暗雲のさばる空にさえ高く飛び立つあの鳥の名は
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あやまちを手繰る指さえ麗しい確かに君はファム=ファタールだ
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ふたりでさ誰にも言えないあのことを閉じてキスしてどこかに埋めよう
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限界の海に沈んで助け待つ 自力で上がれる己が憎い
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ただ一人分かってくれればそれでいいなのにみんなにいいねされたい
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衝動で歌を詠んでは書き散らす美しくもない芸術もある
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きっとそう死ぬまで綺麗になれないわ 泥にまみれた吾が人生よ
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ほんとうはきれいでやさしくいたかった 誰がしたのだこんな私に
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呪詛を吐く罵られても仕方ない私の事は自分が知ってる
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憎しみを抱える私は醜くて憎しみ知らないあのコは綺麗
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理想より理想通りな顔を持つ知人が憎く画面に唾吐く
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蚊に刺され昨年ぶりのキンカンの蓋を開ければ鼻を突く夏
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おりがみで作る花々うるわしく細部に宿るそこに居る神
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