Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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柄シャツにゴツいアクセと濃いメイク無理なら尻尾を巻いて帰りな
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雨どいで絶えずさえずる雀二羽 ひとりの我には知れぬ言葉よ
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雨の朝曇った頭で起き上がる あなたがいれば晴天なのにな
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冷房で冷えたつま先いたずらに脇腹つつく無邪気なあなたよ
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ぎしぎしとソファの沈む音させて上に乗っては前足ふみふみ
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おつかれさんビールを冷やして待ってるよ 留守電聞いて帰路を駆け出す
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あなたからもらったものはただ一つ 忘がたいという気持ちだけ
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刈り上げた後ろ髪には触れないで鼻にキスする君が好きだよ
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失恋の辛さと速度によく似てる君が弾いてたあのアルペジオ
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「降車時はブザーでお知らせ下さい」が使えりゃいいのに人生にもさ
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蝉の声溶けたアイスと朝顔と冷やし中華で夏を作ろう
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気まぐれに買った駄菓子のラムネさえ大人の僕にはタイムマシンだ
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夜明けだねそろそろヒトに戻ろうか 溶けてた影を集めておはよう
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歌姫はブレイクフリーと歌ってた その風穴を行くぞおまえら
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空席がひとつとばしのシアターで 手に汗にぎる客らは密す
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夕焼けを一緒に見たならそれは恋 朝焼けならばそれは愛だよ
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真夜中が静かなのはねお嬢さん 悲しみの音が聞こえるようにさ
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あの頃に帰りたいとは思わない そう意地張って生きる大人です
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すり減らす命の音や夜に鳴る それを鼓動とひとはいふなり
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楽に逝く方法を先に作っとけ それから僕らを産み落としてくれ
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泡沫のごとく消え去るその恋も弾ける最後はぱっとかがやく
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永遠に夏の大気を嗅いでいるそんな仕事につけたらいいのに
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夏の海はじける青春焼き尽くせ どうせあたしは図書館通い
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天上の穴から覗くかみさまと今日も夜空で待ち合わせなんだ
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恋すてふ捨てたあいつの面影にひらり舞うのはもう止めにしたい
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夕暮れのロマンチックな海岸はあなたと見たから綺麗だったの
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脱ぎ捨てたパーティードレスの皺数え 酒と飲み込む傷心の痛み
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揚羽蝶育てた恩など露知らず 自由に飛んでけ幸せになれ
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夕立ちをあつめて速しあの川の流れのごとき我が涙かな
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出窓にて驟雨眺める初夏の夕 切なさだけがただ蒸発す
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