Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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雨が過ぎ花を落とした金木犀 地面にそそいだ金の星屑
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「今いくつ?結婚してるの?お子さんは?」 ……時代遅れの蠅がうるさい
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ただいまよりチーズケーキを作ります誰のためでもなく焼くのです
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未練なく終わらせた気でいたくせに指輪を落としてかく冷や汗に(笑)
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ささくれた僕の親指からめとりキスで逃げてくきみは純情
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手のひらでしゃりりと鳴った君の頬 色も産毛も桃のそれだね
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分離した日焼け止め液振りながら「今年に夏ってあったんだっけ?」
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野良猫を、道端に咲く蒲公英を、愛でるにしても要るのは幸せ
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我が夜はまだ酔いながら明けぬるを恋のいづこに君宿るらむ
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この渦の終わりを皆で願えるか きっと地球が試しているのだ
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青い星ひとつの病で揺れるのを見ている彼らも僕らもエイリアン
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驚いてすぐに丸まるから僕はヒトよりダンゴムシに近いのです
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憎悪とて描けば巨匠歌えば時代 物語すれば伝説になる
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美化された思い出語るあの頃の知り合いに贈る軽蔑の笑み
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晴れ空に24℃の冷たさを振りまく秋の素知らぬ顔かな
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かちゃかちゃと鳴る化粧品の音でふと母にじゃれてたあの日へ帰る
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唇を好きなかたちに染めていく私の生き様塗り重ねてく
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太陽のような君には分からない僕の目からは雨が降ること
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とうめいのガラスに閉じた大自然美しくあれせめてここでは
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何回も針を戻した壁時計 必ず遅れる使命のように
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雨雲が近いと知らせる片頭痛 無神経にも暴れる神経
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綿織りの硬い触りのワンピース 風になびかず堂々行こう
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秋が来て涼しくなったと思ったら握った君の手その熱いこと
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背中ごと抱きしめられる幸せを抱きしめていたい死ぬまで君と
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幸せになれよと手を振りひとり帰路 誰か私を褒めてはくれぬか
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人ん家のソファで酔ってうたた寝し告白の隙を作った我Cupid
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風速の早い今日ほど好き日なし君への歌を届けるために
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夕立に隠れるように泣いている少女よ君の悲しみどれほど
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一番に好きになった者でなく一番初めに愛す者の勝ち
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水面につま先立ちで浮かびたるその白き根の無垢な仙人掌
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