Utakata
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カルブルクス
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風の吹くまま気の向くまま
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一日に2リットルほど水を飲み全部目から出て心が痩せた
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お下がりの祖母の服着て電車乗り祖母の家までファッションショーさ
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明日の雨出来れば私に降り注ぎそのまま溶かして消してくれぬか
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見つめてるブルーライトのその先に知らないおまえの輪郭浮かべて
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酒よりも風邪薬飲んで酩酊し出来ればすべて忘れてしまおう
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いきたいを生きたいというヒトに会いたくない こちとらいつでも逝きたいもんで
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「かけがえのないいのち」なんてよく言うぜ 人身事故の知らせに舌打ち
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失敗も成功すらも馬鹿馬鹿しい 君に届かぬならなにもかも
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大輪のダリアが見下ろすチビ助の私はいつでもちんちくりんだ
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夜に駆けこころをしたため春死なむ東尋坊でひとり心中
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なにを見てなにをしてても足りてない気がするそれはそも己のせい
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二時間もあればわたしもエイリアン スクリーン越しの宇宙へ還る
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きみじゃなく嫌いなやつに乱されるそんな神経落としてしまえ
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君の名を呼ぶときだけは世界中どの人よりもディーバになれる
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ばりばりと落ち葉を踏んで鳴る音は 太陽溜めた夏の断末魔
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車窓から見える明りは幸せの象徴でしょう遠いきらめき
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恋をして届かぬ距離を思い知り 今日の午後五時無事恋を捨て
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見上げれば真ん丸手前の月があり いつも欠けてる僕とおんなじ
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何もかも綺麗に見える秋が来た きっとそのあと枯れて逝くから
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いまのうち隠しておこう哀しみは夜の暗がりブラックホール
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歩くほど遠く感じる「あの場所」は本当は無い理想の死に場
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雨を待ち晴れを待ってはいつまでも君に会いたい理由を探す
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借りものの晴れ間が過ぎ去り残るのは湿ったにおいの淋しい夕日
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淋しさの成分をよく調べたら もとはあなたといた日々だった
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夜長にて誰にも触れない歌を詠み空に撒いては星を増やした
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張り切った晩夏の息の音止めるため 秋が霧雨引き連れてきた
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夏空を急速冷凍しておいて冬までしまっておきたい残暑
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虚しくも雨のそぼ降る文月の終わりを迎え幕を引く夏
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カミナリに閉ざされたのと言い訳し冷房きいた部屋でごろごろ
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八月のげにうつくしき音がする 晴れ間の隙を駆ける涼風
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