秋知らぬ常磐の山に宿替へば愁ひをよそに世をや過ごさむ
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何となく袖ぞ露けき唐衣竜田の里の秋の初風
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明けなくに関吹き越ゆる初風に秋を知るらむ須磨の浦人
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袂にや秋はたつらむ夏衣ひとへに涼し夜はの初風
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「ペンギンって足曲げたまま歩いてるらしいんだよね」 仏壇の母
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この世をば 我が世とぞ思ふ 無敵マン 欠けたることも アリと思へば
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自然体な作り物それっぽく作るのが一番難しい
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親世代の音楽聴いて悦にる俺カッケーとか思っとらんし
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あの頃に願った日々に課金勢かきんぜい エピソードなきからの思い出
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どんな苦難も乗り越える主人公、予定調和の為せる技では?
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劇場版アニメが如き激情を 夢見るだけはタダでお得さ
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空想の世界の中でながらえば 諸行有常しょぎょうゆうじょう 一切無厄いっさいむやく
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戸を開けて暫し眺めてまた閉めて変わらぬ日々に独りごつ無味
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日々にちにちのうたを紐解く楽しみを奪う病魔とナガサキを観る
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何かいい感じのことを言いたくて三十一文字みそひともじを無駄に費やす
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あの家のノウゼンカズラ見えたなら歩幅広げし吾の決め事
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夜ふかした 腫れた眼で 窓を見る 青紫の空に 雲は流れる
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山間の 道端に咲くオニユリの 孤高の姿堂々として 
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黒い目の 抜け殻ひとつ 残りたり 真昼の木陰 喧騒の下
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日曜日 食って寝てスマホ 焦るけど まぁこんな日も あっていいよね
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かっこよくジャケット「バサっと」するように言葉羽織って着崩してみたい
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日差なほ八月のものなれど木陰には涼風そよぐ今日は立秋
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うたかたの 世に永らえて 思う事 安住の地は 何処どこにありやと(同人誌「ねこのあしあと」〜子供の体温〜より、九首目)
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体重が乗っていない言葉を自由帳の余白に殴り書く
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未来過去生き死にだけを考えたモラトリアムは永遠に夏めく
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寝ちゃったし トイレに行くの めんどくさい 誰か代わりに 行ってきてほしい
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世間では枯れた花でも構わない咲かせた人が一人でもいる
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心臓を掻きむしりたい悔しさも灰になったら誰も知らない
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あの人はこうだったわと喋りだす苛立たせたい熟女ジェラシー
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共通の知り合いなどは時として知りたくなかった事まで話す
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