Utakata
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数年後わたしはきっと今日の日をもう一度だけ触りたくなる
11
「批判マン」って怖いなぁ 他人より自分の畑を耕さなくちゃ
7
森林のざわめきのした裸になり極楽の如き寝湯に浸かる
6
味噌汁が待ちくたびれてしまったね 鰈の骨を避けてる間に
16
夕焼けを
覆
(
おお
)
う雨雲
蝉時雨
(
せみしぐれ
)
響く 小止みの街の
十六夜
(
いざよい
)
25
夢の中みたいな画質のこの空で 僕はだんだん夢に近づく
9
なぁるほど リアルもネットも目立ったら やっぱり攻撃されちゃうんだね
4
泣き叫び床に転がり駄々こねてそれでもわたし許されたかな
5
転がりて爆発しそうな花火玉
Utakata
(
ここ
)
で息づく歌に救われ
13
日常に馴染んだ光景異国人 彼らも日本を支えてるんだね
9
雨音を 聴きつつ会議 白熱し 皆の眼差し 暑さを忘れ
16
六つの吾待つことだけができること「ねえおかあさんわたしはここよ」
6
なによそれちっぽけな罪悪感ね そんなゴミ屑押し付けないで
3
この店で お昼食べるの 最後だし धन्यवादと 言ってみようか
5
仲間との 静かな店で 語りあう 酒は進むも 我明日仕事
18
苦しさも楽しいことの一部だったと思える今が少し寂しい
10
ゴーヤーの下準備して うとうとと 炊飯器の音きいてる ねこ母(今夜はチャンプルー)
22
冷房の 効いた店での おつまみは 熱々おでん 夏の贅沢
25
マンジャロがいいのよという新しき友、私はもう少し頑張る
3
よく食ってだらだら寝たら不意に頭痛 雨を恨むか我を恨むか
10
後輩のわきまえのない振る舞いを来た道と思い、黙って見ている
10
青時雨 さらう鈍色の河 滔々と 遠くに聞きて食う 母の玉子甘し
5
年経ても噛んだ記憶は苦々し 久しき盆に鬼灯が鳴る
11
酔狂は我一人かと思いきや 土砂降りのなか五人が泳ぎ
20
青紅葉 雨滴をはじき水遊び 柔らかな手は
嬰児
(
みどりご
)
のごと
5
れいぞうこ よるは閉めっきり にく凍る 朝からカレー 夏休みみたい
11
ボンヌイも ボンボヤージュも 仏蘭西語 やっぱほとけに かんけいあるじゃん \盂蘭盆会
15
今ひとつドラマチックになりきれぬ 我が
日常
(
たいくつ
)
もいつか
青春
(
おもいで
)
21
新品の 八つ手の葉っぱ 初めての 雨を
弾
(
はじ
)
いて 楽しげに揺れ
13
今詠え たとえ名歌とならずとも 忘れたくない
瞬間
(
とき
)
があるなら
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