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七夕や 越さぬと決めた この川よ 空荷で渡る 上弦の月
4
八月は蝉降る夜の真ん中に居ても立っても光速の雨
2
鈍びた雲の下を 眞白な鳩が一羽 輪を描きながら飛んでゐる
3
右耳の後ろに隠れたこのほくろわたし以外に誰が知ってる?
5
単純な性格だからすごいねの一言だけで頑張れてしまう
8
孫帰る 過ぎし九日 懐かしき 寂しさ残る 妻と二人で
5
即席の お味噌汁の具が少し 減ってる気がする ステルス値上げ?
5
電気代 どれぐらいになるかしら? 命をつなぐ冷房だけれど
7
前髪が 少しさみしくなってきて 何年ぶりか 分け目を変える
6
そう君は何も考えなくていい、此処に樹の絵を描いてくれれば
5
言語野がどちらに在るか知らないがきっと左だ 血の巡りくる
5
猫カフェが人カフェとなる傍らでかまわず眠るきみの丸い背
8
名にし負はば八塩の岡の薄紅葉時雨の染めむ末ぞゆかしき
4
突然の
所持品検査
(
職務質問
)
ビックリよ 事なき得るも 新宿怖い
8
世話になどなってはおらぬと言う
老母
(
)
の
息子
(
こ
)
は怒りつも着信確かむ
15
遠い街 弟が住むその街に 老母とともに訪ねていく
6
顔についたホコリ取る時 ねこ可愛い 「よきにはからえ、くるしゅうないぞ」顔
9
過去未来 常世現世 境界をぼかしてゆくは盆の陽炎
6
りおちゃんは絶対人生
2
周目だ ユーチューブ見て確信をする
2
空の青 海の青にも 勝るよな 青い鍋にて 夏野菜煮る
22
初蝉の五月蝿き声が聴こえぬと食卓の母はニコニコしおり
5
長岡の花火のあとの寂しさを越後湯沢の湯よ慰めよ
7
湯上がりを待たせる人も今は亡く越後湯沢の朝湯に浸かる
8
息子より指令の菓子を探しては汗だらだらの東京駅よ
19
夢に出るのにも予約が要るからと笑う従姉妹と 盆の夢にて
5
緑茶たち3種類ほど飲み比べ 紙コップでも風流気分
4
黒みつのところてんをば消費して いよいよ夏も終わりに近づき
6
抜ける青とどめく青よ青だけの世界あらしめ夏のまぼろし
4
恋してる人は進行形
ing
(
アイエヌジー
)
私の
短歌
(
こい
)
は過去形
ed
(
イーディー
)
8
チャリを
漕
(
こ
)
ぎ豪雨の中を突っ走る
50
代の青春
婆
(
ババア
)
8
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