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みちのくに 春のいたりて
刈株
(
かりばね
)
に
蘖
(
ひこば
)
ゆ森の
綠
(
あを
)
の
小
(
ちひ
)
さし
5
I love you 闇夜に消えた チョコレート とろけていく 染み込んでいく
3
瞬きをするたび増える胸の棘 二重写しのままの世界で
2
心臓を 撃ち抜かれたよ 鮮血だ 君が抱えた その花束で
4
右腿
(
みぎもも
)
にスマホの重みの無い朝は何だか自由になった気がして
5
耳たぶと同じ色した花選ぶ どこから見ても完全なる恋
6
涸沢の雪に二つの命消ゆ アルピニストの仲間の慟哭
3
からまって 空を目指した 菜の花も いつかほどける ことを知ってる
5
都会人は冷たいなんていつまで言う?田舎も冷たい人達いるから!
11
迫り来る チャリのライトに 瞼閉じ 明日は晴れろと 流れ星かな
3
和洋中 とっ散らかった夕餉にも不平を言わぬ夫有り難き
11
この先は行きつ戻りつ冬と春 最後の粕で甘酒作り
11
冬の奥 そっと大事に仕舞ってた これから先の春の装い
4
「普通でいい」言えないフツーじゃない男大盛無料の誘惑に負け
5
おもしろくない日は、そうね、みんなある 電車のドア蹴るバギーの赤子
9
ケホケホと乾いた咳に龍角散手渡す君に送ったチョコ
4
ラスボスに繋がるとこで足踏みを最終回の近い寂しさ
7
明日もまた会える感じのさよならで空の一部が潤っている
6
きつね色の焼き菓子3つ買ってもらい 一つは母用 日付を確認
5
肌寒く 熱々紅茶おいしくて お代わりをしてカップに6杯
5
愛のない 家庭に育つ 子供らは 子供のままで 成長できず
3
母親が 愛することを しなければ 子供は愛に 飢えて留まる
1
父親は 幼い子らが 成人し 出て行くまでは 愛せないまま
2
虚しさに 堪えられないと 憂さ晴らし するしか人は 思いつかない
1
人間は 悲しい心 埋めるため 何かで時を 埋めるしかなく
2
白鷺は 虚ろな目をして 何を見る 寒い冬越し 春はそこまで
1
白鷺が いつもあの溝 あの川に 住んでいるのが 今や有名
1
春が来て また冬が来て 風が吹く 散歩に行くか すぐまた戻る
2
あなたとの 何年たってもかわらない 気持ちで過ごす 予想叶わ図
11
私の肺鯨の肺じゃないからさ泡の速さで夜に向かうね
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