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轟音と洗濯槽の暗闇でくるくる回るわたくしの熊
9
ベルギーの 商人気づく ウランから 核の恐怖は 果てなく世界へ
2
超好きよ星が降らない夜だって私の一番星でいてよね
3
久々の妻と食事、水入らず、話題に欠け、水でうるおす。
8
自らが問ひ自らがが答へゐて酒は一人で飲むべかりけり
3
台風の近づく海の波高く沖の人魚はいかにをるらむ
3
冷蔵庫がやっと来た 女房は嬉しくてドアを何回も開け閉めする
6
作業用手袋が道路の真ん中にパーの格好のまま潰れている
5
原爆忌 晴天の
下
(
もと
)
ビル街に この地に絶えた 人々を思う
3
本川の
水面
(
みなも
)
に映る 街の灯は 摘み取られけむ
七十
(
ななそ
)
の昔
3
姉弟猫
(
ふたり
)
だし テレワークの日もあるんだし 分離不安はわたしのほうだ
3
シニアでも わが猫
(
こ
)
らはまだ若い部類 しっかり食べて 元気でいてね
5
語幹「くれ」「やみ(止み 病む)への変化」の意味か 「暮」「黒」「暗い」「くるう」「苦しみ」
6
母さんとマリちゃん悪さ繰り返すお前頼りだチビスケに言う
7
ふるい意味 あたらしい意味 くちくして 多数派のこる 言葉の歴史
6
さびしさをすももくらいの玉にする 思ったよりは硬くて澄まむ
7
熱帯夜に 泳ぐ熱帯魚 パステルを あそばせては 指の粉おとす
7
春の夜の雨のように生温く気持ちが悪い君のやさしさ
4
「この中に人間の方いませんか」 なぜ上がらない僕の右腕
5
不快でないことと快適なこととの間は広く、工場もある。
4
枝々に蝉の脱け殻。「存在に駆られて押し出されてきました。」
5
どの人も体を脱げず、やけくそのように布まで纏って生きる
6
褒められて意味も解らず歌ってた小学生がさざんかの宿
15
温かいお茶を出されて温かいお茶 意味で検索 ほんとにサービス
1
夕暮れのピアノの音色鳴り響くその瞬間
(
トキ
)
にだけ現る天使
5
崖の横Lの字に曲がった雲に出たちょっとだけある虹は僕だけの虹
6
何度でも許してあげる 何度でもわたしのことを求めてください
11
なつのよる ひりつく喉とかわく声 はしゃぐ君の裾が揺れて、闇
2
砂時計の砂よ 止めること出来ぬなら せめてゆっくりゆっくり落ちよ
10
この夜もあなたの言葉取り出して 下を向きます 雨が降るから
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