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しあわせ、だ サイズも合うし似た色の愛を持ってる人に出会った
6
もしきみが死んでもわたしはずっと好き 通りがかりの花だとしても
3
きみが飲んだ酒の瓶を持ち帰る 花瓶になって紫陽花が咲く
5
雨降ると徒歩で来るきみと一緒に帰れることを期待する季節
4
まだ夏は始まらないで 夏を始めるときはきみと迎えたいから
4
少しだけ涼しい今日と思いても温度計には三十二度だと/感覚バグった
8
彼
(
か
)
の岸に通じる電話あったらと 声が聴きたい話がしたいよ
26
焼きたてのコロッケパンを買いに行く 娘も吾もおいしいにおい
22
蔦の葉に雫光りしあの朝を思ひ出すなり 母の命日 /三回忌
25
好きなのはピーチのフラペチーノじゃなく、 君だ、君が好きだったんだ。
7
湖と海とを分ける砂州に咲く花々を愛で自転車を漕ぐ
26
バニラビーンズと目があうバニラアイス 背中はまかせた言わずもがな
3
青空も入道雲も手の平に光った赤もすべて君の色/ドラえもん短歌
4
ネズミがね横断歩道を渡りかけ クルマに気づいて戻っていったよ
7
お盆の日にだけ食卓賑わせる 私がご先祖様だったのか
6
背伸びして 掴み取りたし 夏の雲 立ち働いた 夕暮れの街
27
人間を残念な生き物と言う勿れ だって僕たち人間だもの
5
飯事
(
ままごと
)
に
白粉花
(
おしろいばな
)
の 色水を コップに
注
(
そそ
)
ぎ カンパイのまね
29
お買い物? 何を買いに? と問はれたら 夢を買いに、と答えるだろう
17
歌にして飲み込んでしまいたい気持ちに限って言葉行方知れず
14
チューバなら低いしここでも聞こえるね七時間目に二人分け合う
9
わざわざと電車を乗り継ぎ喧騒へスマホ開いて「落ち着いたカフェ」
8
お互いに点を奪いあう甲子園クーリングタイムスタート
9
体力の残
%
を表示できればあと少しだけ優しくなれる
7
肉の街個々の思惑が交差する顔から下だけ楽しんでいる
3
あの家に憧れてごらん あの雲に恋をしてごらん いつかぜんぶ手にいれてごらんぼうや
7
掌
(
てのひら
)
に収まる小さなスニーカーそんな季節もそろそろ終わり /吾子三歳
42
前世紀ホロコーストに遭った民なぜに生かさぬ歴史の教訓
17
イスラエル、ガザの市民の殺戮を決定したと言うほかは無し
10
旅行先いる気がしてついすまし顔これでほんとにいたらいいのに
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