90%パー(大雨)なんとかズレてくれないか 長女猫あのこの命日 実家帰りたい
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首を吊る 勇気もないくせ 今日もまた 羽根がほしくて 機を織る鶴
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常に自分を一般化しているから本当の自分がわからない
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春の夜 扇風機をつけ ふわふわと 心地よくなる もう夏か
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生まれたという失態が死によってチャラになるのか(ならないような)
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路傍みちばたに 咲く美しき 花有りて くあれよと 吾にささやける
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借りたいと言った覚えもない負債、のようなものとしての身体
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動かせば動いてしまう身体を持つゆえに負う罪や鞄や
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借りてきたロードスターの天井が閉められなくてずぶ濡れの夏
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新しい ことを覚える 楽しさは いくつになっても ずっと変わらず
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葉陰から青梅が顔のぞかせる そろそろ納屋で瓶を探そう
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何もかも上手くいかない気がするね眠れば治るのが悲しいね
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今ならばネガティブな短歌うた詠み放題 だけどやめとこ寝ますおやすみ
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今朝もスタバで、🍩Pとサイズup♦️モンドアーモンドラテ、ナンダカンダ
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「おやすみ」がまた今晩も届かずに すれ違ってるの?恋って苦しい
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精神に形がないというのならあなたはきっと泣かないんだね
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悲しさに少し喜ぶ感情を安物みたいに消費していく
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不確かな思い出せない言葉たちこの悲しさが適当みたいで
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さよならを言おうとしてる雰囲気に部屋を抜け出し歩き出してた
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間をおいて遠くを見てる君がまた何か言おうとしてもう終わり
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女の子としてはゴツいこの指を 愛してやりたい。自分の事だし。
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ただ君と記憶を共有したいだけただそれだけで叶わないだけ
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着実に時間が指からこぼれてく焦って握ってなおさらこぼれる
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このあいだきみが塗ってくれたつめ 同じ色したテセウスのつめ
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生温い水の深くで泳がせて沈んでしまえ底のそこまで
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わたしたち棘にまみれてお互いの距離を知るため刺し合うのかな
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血を巡るよりも確かな脈打ちをあなたの言葉に見いだせて朝
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幸せに なりたくて漕いで きた船は 誰かの波に 煽られ沈む
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満月に 願いを込めて 我が友よ 病に負けず いつも笑顔で
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5時間目皆寝ている現代文 私が寝ればビンゴのようだ
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