Utakata
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Yusun
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ぬくもりを繋ぎ止めたい指先が 綴る記号を放つ電波は
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にわか雨みたいな君の返信に ざわめく心 雲の行方は
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わからない君の気持ちが眩しくて わかるまで追いかけてしまいそう
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なんかが なんかして なんかになって この宇宙が生まれたんだろうな
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でかいテレビが欲しいねとぼやく君 視線の先に小さなマツコ
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ゾンビ避けて避けてたどり着いた BOOKOFF新宿駅西口店
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人がいて 人がいなくて 人がいて 人がいるから 人がいなくて
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ほんとうは綺麗じゃなくて冷めている それでもまだ捨てられずにいる
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昨夜のあやまちが、刺客のように静かに私を絞め殺す朝
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映画のチョイス、ミスったおかげではじめて聴けた君の寝息の音
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病院が優しくないと気付いたら 大人の階段のぼった証
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軍事費の代わりに介護ロボットに金をつぎ込めこの馬鹿どもが
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手を伸ばす 手で掴み取る 引き寄せる キャップを開けてゴクゴクと飲む
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隙間から見えてたそれが、全てであることに気付いた初冬の朝
9
「生きた証は消えないよ」と言われて 生きた証を疑う私
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私いる私いる私いる私いる私いる私いない
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「私」から私を引けば「」が残る「」を残すべく今日も生きてる
4
遺伝子に抗うだけで
今生
(
こんじょう
)
はきっと朽ち果ててしまうだろう
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いい加減、言葉以外の意思疎通手段を私たちにください
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もし僕が久石譲なら このカオスも音に変えられるだろうか
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目はスマホ 手は私の胸へ伸びる君の中で引き裂かれる自我
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さっきまでボイパしてた君の口は閉ざされ今は鼻から寝息
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愛してる愛してるったら愛してる 連呼するほどデタラメになる
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わかってる わかってるよ君のいびきに自我はないってこと とはいえ
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本来の目的よりももっと好きになった巣鴨の街の本屋
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「だったら」と言いかけて口紡ぐあなたにもきっと
理由
(
わけ
)
があるだろう
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擦り切れてるのにさも今生まれたかのように沸く食い扶持の言葉
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腰椎の病でなくてよかったと腰痛が幸せになるとき
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何をすることもないけど何もしないよりは何かしてる人生
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よかれとは思って言ってはみたものの どちらでも死なないなら別に
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