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華がない だからどうした漢なら 生き様死に様 背中で語れ
19
色と色重なる街のクリスマス
硝子
(
ガラス
)
に映る二人の影が
8
煮詰まった 頭を覚ます 屋上で チョコを一口 甘さにほろ酔い
29
氷張る小学校のプールには思い出という宝が沈む
12
窓辺から 空を見上げて オリオン座 澄んだ光は 冬のギフトに
33
粉雪の降り落ちる空足元の白い靴跡点々として
8
キラ星の如くデビューのアイドルも数年後には名前を忘れ
4
百均のセルフレジ終えホッとする 家に到着品物がない😩
27
飛んでゆけ澄んだ空気を突き抜けて未知なる炎は富士の雪まで
14
寒くなり夜中に目覚めぼんやりと声が聞こえる昔の彼女
5
晩秋のハンドル冷たし
東
(
ひんがし
)
の朝陽差し込み解かしていくごと
27
愛し君ずっと幸せでいてくれと 願ったその夜わがままを言う
11
淑
(
しと
)
やかに積もり消えゆく色と色 花に移ろふ季節の色よ
18
亡き父と 母の誇れる 思い出を 語れる妹が いる幸せよ
16
セルフレジ済ませ品物見もやらず立ち去りかけたおバカな私
16
光陰の陥穽となりぬ歌研ぎの宵と思へば東雲の空
15
戸を閉めて籠り火を焚く囲炉裏かな パチパチ爆ぜる炭の光よ
18
はらはらと
小
(
ち
)
さき扇子を振る如く舞ふ
鴨脚樹
(
イチョウ
)
の葉 霜月の風
32
秋空に かかる紅葉と 蜘蛛の糸 ふわり浮かべる 星のしるしを
10
午前5時 妖しく光る 灰空に
天
(
そら
)
を撃ち落とす そんな気がした。
4
澄んだ空 消えゆく月と 黎明に ナニか大きな 存在を見る
7
久に会う誕生月の娘のために少しはずんでランチ愉しむ
23
きんに君ポーズの ねこの頭なで 夕焼けだよと 明日もきっと晴れ
20
出先にて タイヤのパンク ついてない 十年ぶりは 運が良いのか
6
街路樹はいくつもあかりを吊り下げてひそかに星を養殖してる
20
車窓から そこはかとなく 見るすすき 吹きてなびくは 人の世もつね
17
「
O
K
」のラインスタンプ シベリアンハスキーずつと舌を出しをり
12
犬が死ぬ家路は散歩コースにてふたりだけ入る炬燵たそがれ
14
フランクにもの言いかける能力が決定的に欠けてる私
13
「ですよね。」と黙った君を笑わせるために生きるって今決めたんだ
8
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