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あなたとは
素顔
(
すがお
)
のままでハグしたい へんな香りの化粧をはいで
10
前だけ見て走ってるから振り落としたものも分からず前だけ見て
7
朝霧に萩の紫鮮やかにゆうべの憂い涼風に消ゆ
17
なにものかであろうともがく人たちをながめてをりぬ noteの隅で
10
ほっとしたよかったよかったそれでいい 日本の若者肌は無瑕で(みきぴさん返歌)
7
詩人にもできる仕事はありますか うっかり聞いて失笑をかふ
7
本当は歩けたクララのように杖を探して歩き出す母
17
薬指はあの頃のままだった 別れたカノジョと駅前で会う
5
お風呂で落とすためだけのメイクこのためだけに買ったファンデーション
8
人類は滅亡しませんでしたでもあの子は死にました ふざけるな
5
なりたかったなぁパン屋さん ピンクのランドセル押し入れにしまう
6
四コマ漫画が三コマで終わる字足らず短歌は川柳になる
6
二歳半姪っ子走る盆休み親知らずの軽やかな足取り
4
僕の顔を見て兄の名を呼ぶ祖母 兄さんはここでだけ生きている
11
夏を越えられない金魚はしろくまアイスのように記憶から消える
3
夏の終わりに指切りをする 「また来年ね」はやわらかな命令
7
私の亡霊が語る将来の夢 足元の空き瓶を蹴る
4
伝えてみろ板の上の熱狂!ぶちーん!イェーイ!の勢いたるや
4
しあわせですかおげんきですかとスーパーが訊いてくる意義はあるさ
4
物語にも叡智にもどこにでも飛んで海に潜れ地を駆けて
4
チラ見えの あかいお
舌
(
した
)
がかわいいね おみずをあじわう ちま猫ちゃんよ
15
カ行は好きよハッキリしているから クルクルくらいの塩梅で
5
文章から流れてくるあなたの微笑みが好きで追いかけている
11
「創業
30
年」と言われても なんだそんなもんかと 驚くことなし
9
「やることはやりきったの」と言う
義姉
(
あね
)
は介護を終えて妻卒業す
21
偏見と言いたいのならそれも良し だが我らの世代リアルを見てきた
9
三十度でもハロウィンで棚賑わい じきに鈴の音 今年も終わる
15
赤羽の 水門でやる 秋花火 浴衣納めと 我見つけたり
8
街路樹も生えるが銀杏なればこそ足元香る秋の気配よ
12
打ち上げる花火の音だけ響いてて花が見えねば雷如しよ
8
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