ファスナーの金具の上に膝をつく皿をさすりついたいのとんでけ
19
ふたり旅 頭の中で 妄想中 隣のおじさま 君に見立てる
23
渋滞の三台前に杖つきてみち渡るひと ふと我と思ふ
17
車窓から見える山々紅葉す 空気も澄んで水色の空
31
あをぞらの下を通院 本日も タオルだけでも 洗えてよかった
18
雨上がり陽に照らされし草紅葉 空気冷やりと冬迫り来る
37
枝落ちてひかりの通るベランダは若い自然の死骸で満ちる
10
彗星がぶつかり欠けた三日月と青のネイルは夏の亡霊
5
日本道路交通情報センターの松倉さんの声にもえ
15
なあ冬よ、せっかく秋が来てくれた。 暫し待ってはくれぬだらうか。
25
一瞬の隙をつきたる更新よ にゃんすたぐらまー 意外と忙し
16
ミュゲすずらんの湯に ゆるりと浸かり ほんの一瞬 忘我の心地に 寝かけたともいう
15
チビ猫に まくら奪われ 一晩中 斜めになって どうにか寝ました😅
18
いちにちの はじめとおわりに キスするのは ちま猫ちゃんなの いっぱい愛して
16
寒空に 衣を重ね 凍えるも  澄みわたる朝 ふたりごみ出し
16
母になり初めて知ったミートボールのソースの量で喧嘩起きる(白目)
10
こたつから 履きたるパンダ スリッパを  戦利品ぞと 咥えこたつへ
14
たくましき ガジュマルの木に 宿る気に 活力もらひ 冬を迎える
29
ママごめん ドレスを縫った夢を見て タイタニック号みたいな人生
4
ネクタイを縊死いしだって首にかけてみる 自分の意思で生きてたいだけだ
4
後悔はなぜ「立つ」といふ擬人化に? 起き抜け疑問・・まず立ってみる
16
晩秋の冷へ込みぬ夜半よわ 寄り添ひて温もり与へ合ふ 犬とつま
27
「血糖値 下がさらへんのは なんでしょね」 医療のプロを 騙せるとでも…
3
無意識なメロメロパンチをくらう夜 君はいちばん身近な純真
6
店閉じし笑顔の美味しケーキ屋の瓦礫の山に秋雨のふる
32
魂のぶんまでは痩せないで たったの21gだけだけど
5
見上げれば 編隊を組む白鳥の 規則正しきVの字飛行
28
遠くまで行く船に乗った金色の昼のブティックわたしは進む
5
机から小筆が地面に落ちるとき 佐藤も大きな声を出すのか
4
ボケよけに水のみ歩き飯を食ひ快便なればまだ働かる
7