艶やかな 黒い長髪ながびかす 隠れるきみと ペンギンの群れ
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今はただ心の底で蠱毒を作るのあなたを呪う夜まで
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懸命に 新たな話題 振り続け 返信を待つ 休日の午後
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一夜明け 言い方一つ 昨日今日 次の日のこと ニュアンス変わる
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寂しい苦しい楽しい日々色々 頭使わず歌詠む夜
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在庫無しワンサイズ下げ血が滲むスタッズ光るサンダルで夏
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泡沫と流れ溢るるラムネ瓶香る誰かの人生のスミ
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星屑が夜空を裂いて大気圏の淵と頬ずりして焼き付いた
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寝室の羽根回る音最速で湿度高まる雨の部屋干し
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吸い取れど掃いて取っても際もなく床降り積もる猫様のお毛
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豪雨来る予報外れぬ昨今に君の住まいの低さ気になる
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手間かかることは みぃんな丸投げで いっそ放り出し まずは眠れよ>自分へ
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帰り道列車の友はアルバイトしてた鼓月の抹茶のアイス/京都より
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夏蝶が青いスカートひるがえしステージになる職場のデスク/葉月廿日
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振舞えば 机上の歌も動き出す 私の代わりに笑顔をくべて
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いつもなら気にも留めないこの時間 お風呂かなにかと既読か確認
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夕餉時ちかづきてくるいかづちに味覚奪われ箸は進まず
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今は亡き 十年前に 書き留めた 友の手紙を 涙で読んで
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年賀状刷るから要ると強弁で買替をする実家のパソコン
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タブレットスマホがあれば無用かと思うんだよな実家のパソコン
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呼んでいるお盆休暇の第二幕 勤怠理由に流れ星捕獲
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友以上 無理だ諦め 促され メールを断つか 悩み数日
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散歩道イヤホンで聴く楽曲の曲間ノイズ蝉の鳴き声
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すやすやと眠る顔みて一安心あの子の人生千秋楽
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半年が 過ぎし再び そろい踏み 三人笑顔 夏の広場で
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18時半ろくじはん段々日暮が近くなるツクツクボーシと挽歌を歌う
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耳の奥底に雷鳴響いたら命を守る毛布を持って
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ガラス瓶一輪挿しに返り咲く猫住む窓を不等価交換
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悪夢こそ希望めいててバカみたい まだやれんのかエンジョイ地獄
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辞めろ辞めないの不毛議論 不快指数はとっくに100パーセント超え
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