副社長 えぐい面談 した後は 緑内障の 話で融和
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副社長 定年退職 する前に 再雇用せぬ 理由を示す
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テーブルに程よく溶けた入道雲 プラスチックのスプーンを刺す
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コーヒーが もう染み付いた マグ二個を 片付けるとき 動く秒針
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真っ白な灰になるまで燃え尽きたい それが口癖 君の灰を詰める
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地平線 降りる裾野を 追いかける あれは雲だと知っていながら
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死んでくれあの人に会いたい消えてくれ光る短冊あの子のツイッター
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不安募る 選んだ道は 正解か でも信念は 曲げたくない
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ニャーと鳴く そのニャーの前のNひとつ なんと表記をしたらよかろう(笑)
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冬近し、SUVのタイヤ交換時期来たる。
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友人と 一対一の 対話にて 語り合かさん 時間忘れて
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ニチニチと 小さく握った おにぎりが 運動会の 思い出だった
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恩人と 些細なことで 諍いて 遠ざかる日々 疎ましからん
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🚃品川、横濱、大船、鎌倉、逗子、湘南巡り
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ゴシゴシと 削ることが できたのは 心じゃなくて 表層だった
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京都、「山門のぺんぺん草や安養寺」虚子.いい句だ。
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古希前に 働くことの 有り難さ 妻と二人で ジムに行く日々
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真っ白なシャツを纏った脳みそが青色を求めをジムへ急ぐ
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とくとくと 夜の夜長の 相棒に ちっちゃい日本酒  おっきな満月
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ラグビーの 華やかなりし 活躍に 陰で支えし 栄光の人
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ブランドが闊歩している新宿のホームレスの清潔さ知る
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お気に入りの日傘は蒸れた薄緑 枝豆みたいに海が恋しい
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死の淵で 臓器移植の 道探し 闇の世界に 落ちる悲しさ
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栄養を余すことなくいただこう君を食べるならきっとスープがいい
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瞳から溢れ出てくる閃光に三回願う流れてしまった
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我が道を ここまで来れた 感謝にと 助けてくれた 人達の顔
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リハビリで 限界挑む 高齢者 今再びと 立ち上がらんか
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限界で これで最後と 言い残す 錯乱の友 何処へ行く
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バリバリと左上空すぐ近く空気震わす肝も震える
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欧州で 若者と会い 我が息子 過去の悩みが 走馬灯のよう
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